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北タイの古都・チェンマイより、サワディーカー。
皆さんは、シャン料理って聞いたことがありますか。
私もタイ北部のチェンマイに長期滞在するまで、知りませんでした。タイは地域によって食文化が異なるのですが、特に北タイはカオソーイなど独自の料理があります。
そして、食文化はタイだけではないのです。立地的にミャンマー（旧ブルマ）と国境を共有しているためミャンマー料理もかなり浸透しているのです。
そう、シャン料理とはミャンマーが生んだ料理を指します。
こ、これが…！本当に美味しくて、刺激的なタイ料理とは異なり、風味豊かでマイルドかつ発酵を取り入れたシャン料理は日本人の舌にもとても合う！
というわけで、その存在に気づくきっかけとなった、宅配アプリを通して知ったお店はじめ、そこから開拓したお気に入りを紹介します。
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ちなみに最初に知ったのは、こちらの記事に登場する「Tea Leaf Salad」でした。
natural-life-journey.hatenablog.com
知らずに「好きなタイ料理」を聞かれて「Tea Leaf Salad（ティーリーフサラダ）！」と声を張った私が恥ずかしい…。苦笑
- シャンフードに開眼させてくれた「Shan Food」｜Suan Dok
- 旧市街の上にあるベジタリアン＆シャン料理「Payod Shan food」｜旧市街
- 洗練されたエリアのニューフェイス「Gatone's Teashop」｜ニマンヘミン
- 番外編：この一品はマスト！「Free Bird Cafe」｜ニマンヘミン
シャンフードに開眼させてくれた「Shan Food」｜Suan Dok
バーニングシーズン（野畑焼の時期）や天候が不安定な雨季に、お世話になっている宅配フードサービス。チェンマイでこれほど重宝するとは思いませんでした。
とはいえ、やはり頻繁だと毎回包装のごみが出てエコじゃないよなーなどと、嵐のときとよほど疲れたときのみ利用。ですが、そのマイルールを破りたくなるほど、連日頼んでしまったのがこちらの「Shan Food（英語表記）」です。
立地はスアンドック寺の近く。そこまで行くならいつもこの２軒（記事参照）を優先してしまうため、どうしても頼めるなら、と宅配サービスでお世話になっています。
natural-life-journey.hatenablog.com
確かにメニューに肉が見当たらないな、と思っていましたが、なんと「Happy Cow」（ベジタリアンが店探しに使う「食べログ」に代るサイト）に掲載されてるベジタリアンシャン料理、だったのです。サイコーか、とさらにこのお店のファンに。
ただ「Shan Pizza」のみ希望で卵を追加できるそうです。
おすすめのメニューは「Shan Tomato Rice」（写真）です。
見てください、宅配メニューにもかかわらずこの美しいプレゼンテーション！笑。トマトの赤がカラフルなライス（炒めてはいない）に、トッピングされたニンニクのフライ、△ポテトのフライに、つけ添えのフレッシュなパクチーと青ネギ！
すべてが好み！ただ、とりあえずチリは避けていただいています。笑
写真はないのですが、ほかに試してリピ中のメニューはこちら（※スープ麺ゆえ撮影が難しく）！
- コクのあるマイルドな「Noodles in Curry Soup」55THB
- フレッシュなトマトが効いてる「Noodles with Tomato Soup」55THB
- 豆腐のグレイビーソース！「Rice Noodles in Gravy Tofu Soup」55THB
どれも美味しいので、その日の気分で選んでいます。
スアンドックに出向く際には、ぜひ店舗で出来立てを食べて欲しいです。そして感想を聞かせてください。笑
「สองพี่น้อง อาหารไทยใหญ่ สวนดอก（Shan Food）」
Add：109 Suan Dok Rd, Tambon Su Thep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai
Open： 7:00～19:00（月9:00～）
HP：
Happy Cow掲載ページ：
https://www.happycow.net/reviews/shan-food-chiang-mai-188863
旧市街の上にあるベジタリアン＆シャン料理「Payod Shan food」｜旧市街
「シャンフードに開眼した」と話していたら、アパートオーナー家族に教えてもらった一軒。シャンヴィーガンという、最強の組み合わせが嬉しいですね。
立地は旧市街のお堀の上で、お堀とは目と鼻の先にあります。
店内はセルフサービス
レストラン（食堂）の風貌ですが、先に注文＆会計を済ますセルフカフェスタイル。私的には前払いが好きだし、自分のタイミングで注文に行けるので好きですね。笑
メニューは、いつも宅配デリバリーのフードパンダで頼んでいるものはほぼありました。おそらく定番なのでしょうね！シャンフードなのに馴染があるとは、不思議な感覚です。笑
そして料金ですが、まるで50バーツ均一かと思うほどどのメニューも50バーツ！今の日本円にして約205円とは、とても良心的な金額設定です。
私の食事の優先順位として「安いから選ぼう」ではありませんが、「好きなものが安い」というほど心躍るものはないのです（大阪人魂。笑）！
「ピーナツと豆腐グレイビーの麺」
いつも食べてるトマトライスの食べ比べもしたかったのですが、結局、いつもの店でないものをとこちらを注文。
豆腐のグレービーソース麺は食べたことがありますが、2種のスープが気になります。通常の豆腐スープに、紫色のグレービーはどうやら「ピーナツ豆腐」のようです！
実際にサーブされたのが、こちらの一皿。見てください、この盛沢山のボウルを！笑。砕いたピーナツもふんだんに盛られてザクザクの食感も楽しめました。
麺はお米でできたライスヌードルですが、いつも宅配デリバリーで食べる平麺ではなく、フォーのような少し細めの麺でした。スープがしっかり絡んで美味しかったです。
好奇心からオーダーした料理ですが、ピーナツソースが新体験で面白かったです。笑。ほかにも試したい料理は色々ありましたが、ひとりの胃袋ではなかなか…。
そこでもう一皿、「Fermented Soybean Spicy Salad」50バーツとライス10バーツもオーダーしテイクアウェイしました。笑
この茶色い塊が、どうやら発酵豆だと発見！そして発酵豆って…納豆ですね。一口食べてわかりました。しっかり納豆の味がします。たっぷりの薬味とスパイスが使われたサラダですが、日本の納豆もビックリですね。笑。これが驚くほど合う！
ジャスミンライスに乗せて、丼仕様で美味しくいただきました。
日本人には馴染のある味の変化球、ぜひぜひ試して欲しいです！
「Payod Shan food」
Add：76 Manee Nopparat Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai
Open： 9:00～21:00
HP：
洗練されたエリアのニューフェイス「Gatone's Teashop」｜ニマンヘミン
一度シャンフードに開眼すると、必要な情報は届くものですね！笑
ニマンヘミンにもできていました。しかもときどき行く「Free Bird Cafe」（番外編もチェック！）のお隣に。
カフェ風の小ぎれいな店内
こざっぱりしているものの、ニマンヘミンに馴染む小ぎれいな店内はまるでカフェのようです。
訪れた日はたまたま団体さんの予約があり、使える席はあまりありませんでしたが、通常運転だとひとりや2人で座れる席がたくさんあります。一応奥にカウンター席もありましたが、壁に向かうタイプのものだったので、入り口近くの明るい席をゲット。
カウンターで注文して席にサーブされるスタイルですが、私は初めてだったため、ゆっくりと席で選ばせてもらいました。メニューはいずれも50～60バーツほどとリーズナブル。
店主のおすすめメニューを
メニューがわからないものもあり、店主に聞いてみると「これは定番でおすすめ」とのことだったので注文したヌードル（読めない…汗）。
旨みが凝縮した味で、とても美味しい麺料理です。パクチーと追加したひよこ豆で、ボリュームを少しアップさせたものの、小食の私でも少し物足りないボリューム。60バーツにして少し増やしてもらえるとなおいいかも。でも、それが狙いで何皿か色々試して欲しいのかもですね！
というわけで（？）、まんまと追加をテイクアウェイしました！笑
いえいえ、最初からそうするつもりでしたが。こちら「Tea Leaf Salad」のはずなのですが、部屋に戻って開けたらリーフある？となった、一品です。
いや、合ってたらスミマセン、見慣れたティーリーフサラダではなくて、つい。でも美味しかったのでマイペンラーイ、なのです。
「Gatone's Teashop」
Add：10 Siri Mangkalajarn Rd Lane 9, Tambon Su Thep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai
Open： 9:00～18:00
Close：日曜
HP：（隣接の建物）
番外編：この一品はマスト！「Free Bird Cafe」｜ニマンヘミン
シャン料理専門店ではなく、タイ料理に混ざってシャン料理が楽しめる「Free Bird Cafe」も外せません。というのもこちらは、ミャンマーからの難民支援などを行っているカフェなのです。シャンフードがメニューに並ぶのも納得です。
以前、カオソーイの記事では一風変わったカオソーイを紹介しています。
natural-life-journey.hatenablog.com
今回は、なんとほかではまだ見かけていない「Tea Leaf Salad Fried Rice」！見てください、この破壊力のある美しいビジュアル。おかげでとてもアーティスティックな一枚に仕上がりました。
料理は名前のままで、ティーリーフ（発酵茶葉）を使った焼き飯です。トップには零れ落ちんばかりに、複数の種類のカリカリ・ナッツが盛られています。おかげで、香ばしさがアップ！
値段の記録がないのですが、140THBくらいだったと思います。その価値多いにありなので、ぜひ一度は試してみてくださいね。
「Free Bird Cafe」
Add：14 ถนนศิริมังมังคลาจารย์ Mueang Chiang Mai District, 50200
Open：9:00 ～17:00
Close：月曜
HP：
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チェンマイで食べられるシャン料理のお店、そしておすすめのメニューを紹介しました。気になるものはありましたか？
タイのなかでも北部のチェンマイだからこそ、選択肢の多いシャン料理。日本でもあまり見かけない料理です。チェンマイに来られる際は、一度は食べてみてくださいね。
※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください
※訪問日、2023／8～10
