当ブログの軸となるコンセプトです。
そしてそれは、私の目指す在り方や生き方でもあります。
「倫理的な」という意味のエシカルと、「遊牧民」という意味を持つノマドを組み合わせた造語です。
では同ブログでは、どういう意味で使っているのかを、少し掘り下げたいと思います。
「エシカル」であること=優しさ?
最近、よく目にする「エシカル」。普段の暮らしに関係のあること、というより社会的な課題に直結した言葉と捉えがちに。ですが実際は、日本人には昔から馴染みのある考え方かもしれませんよ。
例えば「もったいない」という概念。簡単に捨てるのはもったいないから、工夫して使おうとか、米粒ひとつ残さず食べようとか。そういう考え方を含めた「倫理的な」、「道徳上の」という意味なのです。
これがビジネスだと、一握りの人たちだけが儲かるより、サービスを提供する側もされる側も豊かさを循環できる方がいいな、とか。製造過程でも使っているときも、使い終わってからもなるべく環境負荷が少なく、使う人が増えるほど環境に優しい商品の方が素敵だな、とか。
そういう基準や考え方で商品を選ぶ活動を、エシカル消費と言います。
簡単には「良識的に考えた行動、言動」といった、多くの人がよしとする社会的な手本とも言えますね。
私は、日常においてははなるべくそういう選択をコツコツ続けてきました。これからノマドをするにあたり、そのなかでもなるべくそうありたい。
壮大な旅をしていたからこそわかるのですが、例えば「ありあわせで間に合わせる」とか「現地で買えばいい」とか、品質は二の次、のようになりがちに…。
私もそうでしたが、そういうときって、安かろう良かろうの大量生産・大量消費を促すような「安物」を買いがちでした(お恥ずかしい)。
「丁寧にノマドする」というのはそれだけでも、ハードルが高い。
でもそれを意識に入れておくことで、選択肢があるなら(より人と自然に優しいもの)を選ぶこともできるのです。
それをどこまでできるのか…。当ブログで、実践しながらシェアしたいと思います!
遊牧民を意味する「ノマド」
最近では、デジタルノマドや海外ノマドといった言葉が市民権を得つつありますね。
この場合、デジタル(IT)を駆使して移動しながら働く人、パソコン一台で仕事しながら海外を転々としながら暮らす人、というイメージでしょうか。
ただデジタルとはいっても仕事の内容はさまざまですし、住民票を抜いて永遠に放浪している人から、数週間、一ヶ月と期間を決めて拠点を変えてみる、という人までそれこそノマドの数ほどそのスタイルはあるようです。
私の場合のノマド
ライターである私は、パソコン一台で世界を転々とするタイプのノマド、をイメージしています。
ですがそれだけではなく、私にとってノマドという言葉は「身軽さの象徴」でもあります。ここ数年、体から空間、すべてにおいて断捨離を進めてきたなかで、身軽になる(手放す)ほど旅立ちやすくなる、と肌で感じています。
なかなか動けない人、ぜひ断捨離してみてください。
必ず、なにか変わりますよ!
「エシカルノマドの指南書」の発信
同ブログでは、エシカルなマインドと選択から、身軽になるためのライフハック(断捨離の方法や暮らしのダウンサイズ)、実際にノマドする際に役立つ情報までを発信していきたいと思います。
もちろん、私がノマドをすることができるのは、フリーランスライターという職のおかげ!ということで、その辺の働き方やライターとは?なども掘り下げていく予定です。
お付き合いただけると嬉しいです!