エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

【タイ/チェンマイ】北タイグルメ、ココナッツカレー麺「カオソーイ」の名店巡り!|ニマン~サンティタム編

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北タイの古都・チェンマイより、サワディーカーッ。

 

北タイグルメのひとつ、日本人にも人気のカオソーイをご存知ですか。

ココナッツカレースープの麺料理で、仕上げにカリッと揚がった麺が乗っている一皿。南の町クラビやバンコクでは、なかなかお目にかかれないのですが、チェンマイまで来るとたいていのタイ料理屋さん、食堂のメニューにある愛されメニューです。

 

今回は、そのなかでも特に地元民、観光客から絶大な人気を誇る名店と、番外編として私が試したお気に入りカオソーイを、その理由と共に紹介します。

 

 

ローカル色の強いミシュラン掲載店「Khao Soi Mae Sai(カオソーイメーサイ)」

まずは、チェンマイの住宅街、サンティタムというエリアにある「カオソーイ メー サイ」!ここは11時のオープンから午後4時まで、いつもお客で賑わう人気店です。

 

価格以上の満足感が得られる料理として、2023年のミシュラン・ビブグルマンに掲載されており、お味の方が気になります…!

たまたま、今回の滞在先がこの近くのため、ふと思い立って行ってきました。

Grabドライバーがひっきりなしに訪れる

訪れたのは午前11時。お昼にはまだ早いためか、席が空いていたのが幸運でした。そのあとしばらくして、満席になりましたから…。

ミシュラン掲載の証、発見!

テーブルの上に予め置かれたメニューを確認後、同じくテーブル上にあるオーダー用紙に書き込んで注文。私は知らなかったのだけど、どうやらこの紙をキッチンカウンター(テキパキ料理を用意している)の端にあるスパイクに刺す、らしいよ。笑

 

知らなくて店員さんに渡したけれど、一応受け取ってくれました。

 

なんというか、いつも忙しいから仕方ないけれど、愛想はゼロです。笑

で、ピリピリしている(ときどき料理してるお母さんらしき人は談笑するけど)空気なので、特に女の子たち。誰も悪くないけど、でもちょっと居心地は微妙でした。笑

テーブルにある紙に書いて注文

リズムよく注文をこなしていくお母さん。ここの右に注文通すスパイクが

とはいえ注文は無事に済んだし、ワクワクしながら待ちます。

 

とにかくデリバリーのレシートがひっきりなし届き、ピックアップするドライバーたちも次々と訪れます。それを見ながら、そうか、デリバリーもできるのか、と。ただ歩いてきた方が早いだろう、というほどのご近所ですが…。笑

 

さて、まずチェンマイにおいてのカオソイのお決まりつけ添え、ライムに酢漬けのキャベツ、紫ミニ玉ねぎがお通しのごとく先に到着。最初、オーダーが通っているかも少し不安だったので、ソワソワしたもののこれが来たからには、もう安心!笑。ゆとりをもって待ちます。

 

そして、ジャーーーーーン!!

「カオソイ ガイ」50THB

今回は一番人気と評判の、ガイ(チキン)を注文しました。

 

一口スープを口に含むと、ピリッと気持ちのいい辛さが!

それも口のなかに全く残らず、その後はスルスルと食べ進めてしまいます。麺はちぢれ平麵で、好み!ただあえてかたまたまか、少し茹ですぎでしたが。

 

ボリュームもちょうどよく、味も申し分ない!これで50バーツですから、そりゃビブグルマン掲載確定ですよね♡。ごちそうさまでしたー!

 

「Khao Soi Mae Sai」

Add:29/1 Ratchaphruek Road, Chang Puek, Chiang Mai, 50300, Thailand

Open: 8:00~16:00

Close:日曜

HP:(ミシュラン掲載ページ)

guide.michelin.com

 

スタイリッシュな「Kao Soy Nimman(カオソーイ ニマン)」

ニマンヘミンは通称「オシャレ通り」とそこから枝分かれする、soi(小路)一帯をまとめてそう呼ばれます。

 

このオシャレな界隈にも、地元民が愛するカオソーイの名店が!その名も「Kao Soy Nimman」です。お店の規模は既出の「Khao Soi Mae Sai」と同じくらいです。

前のテラス席と、奥のACつき室内から選べます。雰囲気では外の方がいいのですが、とにかく暑い日だったため、迷わず「Inside(なかで)!」となる私。

室内からテラス席を眺める

メニューは「Khao Soi Mae Sai」の倍くらい?立地が違うとこうなるのか、と驚きます。ニマンヘミンで食べるカオソーイプライスです。

そしてこちらでは肉以外の選択肢があったため、こちらのオムレツを選びます。

立地もあってか、100TBH前後のお値段設定

しばらくして運ばれてきたのが、こちら。

うむ、量が…少ない?というのが第一印象でした。が、肝心なのはお味!

「Kao Soi Kai Jeaw」100THB

つけ添えの野菜をドカッと入れて…いただきます!

 

こうやってつけ添えのもろもろを入れて、オニオンもしっかりスープにつけていただきます。卵入りという珍しいカオソーイを美味しくいただく…ちょっとしょっぱいな!笑

 

そして量だけど、ほかのテーブル見ているとひとりでももう一皿くらい注文している人が多い。そっか、一杯で満足、ではい量なのだねと納得です。笑

でもできれば大盛り、とかあればもっとよき!

 

ごちそうさまでしたー!

 

「Kao Soy Nimman」

Add:22 Nimmana Haeminda Rd Lane 7, Tambon Su Thep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200

Open: 10:00~21:00

HP:

www.facebook.com

 

ドライカオソイが気になる⁉「Ong Tong」

誰かのブログだか、SNSで目にした「ドライカオソーイ」が食べられる「Ong Tong」。またまたこちらも、徒歩圏内なのでありがたい!笑

 

こちらは、よりレストラン風のサービス。席までオーダーを取りに来てくれて、料理を運んでくれます。

 

ただ英語が通じなかったため、英語で話しかけると店内でひとり居た、英語がわかる男の子がやってきてくれる仕組み。笑。ちょっと申し訳ないなぁ、と思うも、このときはチェンマイに来たてでもあったため、どうしようもなかった…。苦笑

店内は広々していてゆっくり過ごせる

暑過ぎなければテラス席もいい

メニューがかっこよくて、これだけで「Ong Tong」の印象が上がります。笑

雑誌の表紙のようなメニュー

思わず注文した一皿

結局、お目当てのドライカオソーイのチキン(メニューにはなくて確か口頭で頼んだ)と、この日は珍しくもう一品頼みました。小食なので普段は頼まないけれど、このサラダが魅力的に映ったんですよ!はたまた空腹だったか…。笑

 

そして、ジャーーーーン!!

「Ongtong Signature Salad」79THB

「Dry Noodle With Chicken」

あぁ、今見てもよだれが出そうだ…。笑

特にこのサラダが、カオソーイの揚げ麺の平たく大きいのがふんだんに乗っていて、ドレッシングに浸して少ししなったところを口に運ぶと…うんまっ!となる。ドレッシングは少し甘めで軽やかな酸味があります。

フレッシュなお野菜も贅沢に入っていて、頼んでよかったと思えた一品です。

 

ドライカオソーイは、なるほど、カレーココナッツ味の炒め麺という感じですね。美味しかったですが、通常のスープカオソーイが気になり、後日デリバリーで頼みました(美味しかった!)。

 

「Ong Tong」

Add:QXVC+GG7, Siri Mangkalajarn Rd Lane 11, Tambon Su Thep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200

Open: 10:00~19:00

HP:

www.facebook.com

 

番外編:ヴィーガンカオソイなら…「Imjai Vegan」「Free Bird Cafe」

「Imjai Vegan」の「カオソイ」50THB

一般的な名店ではありませんが、私の個人的なおすすめもご紹介!

 

ひとつめはヴィーガンのぶっかけご飯が食べられる「Imjai Vegan」です。こちらはニマンヘミンのショッピングモール地下に店舗があり、別の店舗も出店。ここでは作り立ての麺類が食べられるので、私は密かに通ってます。笑

 

いつでもあるわけではないようですが、あるときは「カオソーイあるよ」と教えてくれるので、頼みます。ココナッツもカレーも少しアッサリしている印象はありますが、そもそも完全ヴィーガンだし(五葷)、アッサリしているのは理解できます。

 

なにより、ここの魅力は店を切り盛りしている女の子の笑顔と、MSGフリーのところ!ありがたくいただいています。

 

「Imjai Vegan

Add:43 Nimmanahaeminda Road, Tambon Su Thep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200

Open:10:00 ~19:00

Close:不定

 

 

そして、「Free Bird Cafe」のカオソーイは、ひと味違い、揚げ麺の代わりに紫芋の細切りフライがこれでもか!とモリモリ乗っているのです。

 

実はこれを食べた日、病み上がりで(半日熱出た!)、味をそこまで覚えていないのが悔しいです…、また行かないと!しかも同カフェのレディースランチで食べ、周りからの注目を集めまくった一品でもあったのに…!笑

 

でも選んで大正解、数口は美味しくいただきました!ただ、濃厚なのに上品な味つけだったのは覚えています。

「Free Bird」の「カオソイ」120THB

 

「Free Bird Cafe」

Add:14 ถนนศิริมังมังคลาจารย์ Mueang Chiang Mai District, 50200

Open:9:00 ~17:00

Close:月曜

HP:

www.instagram.com

 

 

チェンマイでカオソーイを食べる際の、おすすめ店を紹介しました。

ミシュランに掲載されなくても、行列ができてなくても隠れた名店はきっとあるはず!ぜひ、色々食べ歩いてお気に入りを見つけてくださいね。

もちろん、この記事を参考にしていただけたら嬉しいです。

 

※撮影はお店の方の許可を取っています

※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください

※訪問日、2023/3

 

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