南タイの町・クラビより、サワディーカーッ。
クラビの町では食堂も屋台も、肉・肉・肉、たまに魚、という感じ。
「野菜たっぷりのご飯が食べたい」となり、在30年、私がねぇさんと慕う女性にクラビの菜食事情を聞いてみました。
そして返ってきた答えが、「『黄色』と『齋』の文字が出てたら菜食」だったのです。
黄色の色の看板やシートなど、アクセントとして黄色を使っているところ、そして「斎」の文字を掲げているところ。何度も、「斉藤さんの難しい漢字の方!」と教えてくれました。笑
その情報を手がかりに町を歩いていて見つけたのが、こちら!
も、もうこれは、絶対に菜食!アピールがすごいですね。
ちょっと名前がわからず、スミマセン…。
地元の人が「ウィークエンドマーケット」と呼ぶ、比較的新しいマーケットが開催される入り口のすぐ横にあります。
この黄色のひさし、咲き乱れる花々、見過ごせない存在感なのですぐ見つかると思います(花が年中同じ姿かはわかりかねます)。
こちらの食堂ではできあいのお惣菜が温められたケースに入っており、指差しで買えるシステム。ご飯を引いた上にそれらを乗せてくれる、通称「ぶっかけご飯」です。
手前のお肉っぽいのや卵っぽいのは、もどき。一応しっかりヴィーガンのようです。
奥に見えるのはほとんどカレーで、辛いのが苦手な人は「Not Spicy(ノット スパイシー)」と伝えて選択肢を教えてもらいましょう。
写真で少しわかるかと思いますが、店内が結構暗いので、今回はテイクアウェイにしてもらい陽の光の入るホテルの部屋でいただきました。
できあいのものは冷えてるのでは?と思ったけど、ところがどっこい(古!)、ホットプレートの保温が効いてバッチリ温かい食事が楽しめました。
内容はコーンの揚げたのや、辛さ控えめのカレー、野菜の甘酢煮だったかな?
揚げ物はさすがに少しベチャッとはしていましたが、それでもときどき食べたくなるんですよね…!苦笑。こちらはハーブがアクセントになり、風味があって美味しかったです。
なによりファラン(西洋人)向けの高級カフェではなく、クラビでヴィーガン食にありつけたことに、充足感を味わうのでした。
フレッシュさには欠けるけれど、肉食に疲れた胃袋に優しいプラントベースの食事。ぜひ一度試されてはいかがでしょうか。リーズナブルなのも嬉しかったです。
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(名前が同じかは判断できませんが、ここを目指せば見つかります!)
※撮影はお店の方の許可を取っています
※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください
※訪問日、2023/3