エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

【チェンマイ/ナイトバザール】ハーブを多用した魚料理に舌鼓!「Maadae Slow Fish Kitchen」はマストトライ

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北タイの古都・チェンマイより、サワディーカー。

 

今回ご紹介するのは、チェンマイに来る前から気になってフォローしていたシーフードレストラン「Maadae Slow Fish Kitchen」です。

 

ただただ写真が美しく、つまり美味しそうで、普段はゆるベジタリアンな私もチェックせずにはいられなかったこちらのお店。調べてみると持続可能な運営を心がけている素敵すぎる一軒だったのです!

我ながらいいアンテナしているわーと思いながら、この度、チェンマイでできた友人と行ってきました。

 

 

「Maadae slow fish」とは?

「Maadae Slow Fish Kitchen」はチェンマイ にあるサステナブルなシーフードレストラン。持続可能な方法で漁師をサポートするために、またすべての人に美味しく、清潔で、公平で、安全な食べ物を提供したいという想いで、パンデミック期間にスタートさせました。

 

チュンポンの持続可能な漁師と直接やり取りするなど、持続可能な食と環境に配慮した農業に焦点を当て、できる限りオーガニックでローカルなものを提供しています。

 

Yaoさんが手がけたお店

Yaoさんと言えば、こちらの記事で取り上げた「Birds Nest Cafe」のカフェを立ち上げた女性であり、料理本を出版したり、コーディネーターとして幅広く活躍されています。

kireinotes.com

この記事を書くにあたり、「Birds Nest Cafe」を訪れてお店の人にヒアリング。

 

すると「ワタシ、Yao ノ イトコ!」と、片言の英語でアピールが。いとこ、と言うあたりが妙にリアルで、家族なのね?と改めて確認して記事にしたのですが…。

どうやらタイ人は「仲がいいだけでも家族、言うで!」とYaoさんを実際に知る、在チェンマイの女性に教えてもらい、その事実確認が難航した、という経緯のある、そのYaoさんです(どの?)。笑

 

まぁ、Yaoさんが最初にメニューやもろもろを考案し、立ち上げた、のは間違いないです(著書にもそうあった)。

 

で、です。

 

前置きが長くなりましたが、要は「Maadae Slow Fish Kitchen」、そのYaoさんによる新店舗なのだそう!彼女は料理人、としてはもちろん素晴らしいのですが、環境問題に対する意識も高く、サステナブルな運営に関心が高い女性。期待が高まらないわけがありません。

 

彼女自身の活動のテーマが「スローフードの推進」だそうで、それはつまり良い食材を使ってかかわる誰にとっても公平(フェア)であること、さらに地球の環境にまで配慮された食事のこと。もちろん店名からもわかる通り、「Maadae Slow Fish Kitchen」にも同じテーマが含まれています。

maadae-slowfish.business.site

ミシュランにも店紹介として掲載されていますが、★を取るのも時間の問題だと思われます。

guide.michelin.com

 

旧市街の東側を目指して

「Barefoot Organic Cafe」と「Thapae-East Creative and Art」と同じ敷地内、食後には、隣のジャズバーで楽しむこともできるという居心地のいい立地です。さらにナイトバザールに近く、古いスタイルの建物が並ぶチェンマイのなかでも魅力的な地域のひとつです。

 

食事をする前に町歩きをしたり、また日曜ならウィークエンドマーケットに立ち寄って帰るのも楽しいですよ。

 

外と中の席から選べる

室内はACつき

席は店に沿って外の席があり、室内もあります。室内は安定の涼しさで、落ち着く雰囲気なのでおすすめです。また外、とは言っても、屋根(トタン?)があるので風通しがよく雨は凌げます。そのときの気分やお好みで。

 

ただとても人気の店なので、予約しておくことを強くおすすめします。特に外せないディナーであればなおのこと。その価値があるレストランですよ。

外はこんな感じ

 

チュンポーンの漁師から届く魚

「Maadae Slow Fish Kitchen」の始まりは、コロナ禍にYaoさんが訪れた南の町チュンポーンの漁港の漁師さんたちの現状を知ったこと。店が閉まっていくなか、漁師さんの仕事がなくなり困っていたのだそうです。

 

そのタイミングでチェンマイでも知り合いのレストランが閉店することになり、その場所で「なにか新しいことを」を考えていたところだったとか!そこで、チュンポーンの漁師さんが獲った魚を提供するシーフードレストランをオープンする流れになったのです。

一日以内に輸送される新鮮な魚が料理の主役。その他の季節の食材やオーガニック食材は地元で調達し、ソース類は保存料を使わずに自家製で作ったもの、これはYaoさんらしい料理へのこだわりなのでしょうね。

 

料理はシンプルで、うま味が際立つメニューが多い。その日獲れた魚の炭火焼きは、看板メニューだと思われます。

 

スパイス・ハーブと魚料理に夢中

Squid  in spicy Salad with Lemonglasses」300THB

メニューに穴が開くほどじっくり読んだ後、私たちが頼んだのは…!

 

・「Fresh Lime Soda(フレッシュライムソーダ)」

・「Squid  in spicy Salad with Lemonglasses(イカのスパイシーレモングラス サラダ)」

・「Deep fried Barracuda with Thai Aromatic Herbs Dressing & Toasted coconuts(バラクーダの揚げ物、香り豊かなハーブドレッシングとカリカリココナッツ)」

・「Organic Brown Rice(オーガニック玄米)」

・sogoのデザート

 

これが見事な、完璧なオーダーで!!

 

最初のフレッシュライムソーダも、本当は白ワインをグラスで、といきたいところだったのだけれどちょうどこの日選挙で、タイではなぜか選挙の日はアルコールの提供が禁止。というわけで、代替案だったのが、ものすごく美味しくて!笑

「Fresh Lime Soda」60THB

さらに、実は私も友人も「特にイカ好きではないのだけど…」と言いながら、でも気になってオーダーせずにはいられなかったイカレモングラスサラダ(写真見出し下)、これももうこれ以上なくヒット!歯切れのよいイカには、しっかりとスープとハーブの味がついていて、噛みしめるほど旨みが濃くなっていく…そんな一品です。

 

なにを食べても飲んでも美味しくて、感動していたところへメインのバラクーダの揚げ物。とはいえ、もちろん「Maadae」スタイルなのでありったけのハーブがかかっています。

手前「Deep fried Barracuda with Thai Aromatic Herbs Dressing & Toasted coconuts」350THB

ジンジャーとレモングラス が大きく、かなりのアクセントになってくれています。口のなかがもう、ハーブとジューシーなバラクーダフライのマリアージュで、幸せにおぼれそう♡。

 

そしてイカとバラクーダを行ったり来たり、この幸せのループってば…!

取り分けて、いただきまーす!

スイーツはちょっと慣れない味だったけれど、温かくて優しい一品でした。sogoというのはタピオカみたいな食感が特徴で、タイではスイーツやドリンクに使われるみたい。

現地のスイーツと店員さんもおすすめ

これだけ堪能して、チップも払って900THB(3,600円)と、すべての面において大満足のひとときとなったのでした。

次は白ワインだね、やっぱり、と言いながらほくほく笑顔で店を後にするのでした。

 

 

そして後日、別の友人とランチでお邪魔しました。

ランチではメインとご飯がワンプレートに盛られているため、ひとりでも気軽に食事を楽しむことができそうです。

魚のフライとムール貝をチョイス。この状態でシェアしたよ!

 

こちらの2皿にライムソーダをオーダーして、ひとり約250バーツでした。

 

今回はランチでまたもやワインを逃したので、次回こそ!

スタッフさんもとても感じよく、何度も訪れたくなる引き続きお気に入りの一軒です。

 

「Maadae Slow Fish Kitchen」

Add:86 88 Tha Phae Road, Tambon Chang Moi, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50300, Thailand

Open:11:00 ~14:00、17:00~22:00

Close:水曜

HP:

maadae-slowfish.business.site

www.facebook.com

※撮影はお店の方の許可を取っています

※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください

※訪問日、2023/5

 

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