エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

【2023年10月】ノービザ・観光ビザの方向け!タイのチェンマイでビザの延長をする方法

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タイのクラビからお届けしている最中ですが、実は現在地はチェンマイ、そして本日ビザの延長手続きを行ってきたので、さっそくシェアしたいと思います。

 

【この記事を読んで欲しい人】

ノービザでタイに入国し30日延長したい人

観光ビザで追加の30日を延長したい人

 

結論、はじめてでひとりでも、比較的簡単に取得が可能。ただし、混んでいるとただただ面倒に感じる…、です!笑。

 

現在オンラインシステムもできてはいて、申請はできるもののビザが下りたらスタンプをもらいに足を運ぶ必要があり、その場所がバンコクのみ、なのです。

つまりチェンマイに大勢生息するノマド陣、リタイア組は誰しもイミグレへ足を運ぶ必要がありますね(今のところ!)。

 

ちなみに私は、ノービザからの延長、90日ビザの延長をどちらも2023年に経験済み。とはいえ、どちらもまったく同じ内容でした。気をつけるポイントなどと合わせて説明します。

 

 

海外ノマド、旅人が滞在できるビザと期間

タイは旅人にとって必要な情報がそろっており、旅のノウハウを得たり、仲間を作ったり、またノマドとして働くにも快適な環境がそろっていることから、とても人気のある国です。

 

2006年、2012年ぶりにタイの地を踏んだ私。

 

もちろん当時はデジタルノマドという働き方も環境もまったく整っていなかった(タイのみならず世界で)ため、ずいぶんと現代化したことにビックリ!さらに、ゆるゆるだったイミグレも、かなり厳格に取り締まりを行おうとする姿勢が見えるような(見えないような…)。笑

 

とはいえ、まだまだ旅人を太っ腹に迎えてくれる国であることには違いありません。

 

現在の基本的情報として、日本のパスポート保持者の滞在期間は下記の通り。

ノービザ:入国時30日+延長手続き(イミグレorビザラン)で30日追加=計60日

観光ビザ:申請すると60日+延長手続きで30日追加=計90日

 

チェンマイ・イミグレーションの場所

イミグレーションへの行き方ですが、現在のチェンマイの交通は、ソンテウかGrab(グラブ)になるでしょう。「コロナの影響」という理由で(まだ⁉ )、現在スマートバスは走っていません。時間の節約のことも考えるとGrabが便利です。

 

 

チェンマイのイミグレーションの場所は、ここ数年(?)でいくつか変わっており、調べるとさまざまな情報が出てきて混乱するかもしれませんね。

今回、私が実際に手続きしてきた場所は、2023年3月時点で有効です。

 

チェンマイ空港と「セントラルチェンマイエアポート」というショッピングモールのあいだ、と覚えておくと間違いありません。

しかも、その3つは歩こうと思えば歩ける距離、ということも。

 

ちなみにGrabはモールにつけてもらいました。実は少し安くなる裏技です。笑

 

 

とはいえ、チェンマイ空港から(まずビザ延長しておこう)と荷物を持ったままイミグレに来ることは、あまりおすすめしません。

その日の状況によりますし、荷物の重さにもよりますが…。

 

というのも私が申請した日は、とにかく混雑していました。バックパックを背負った西洋人カップルがいましたが、かなり大変そうでしたね。実は私も最初(こんなに空港から近いのだから到着時に申請しよう!)と考えていたので、気持ちはよくわかるのですが。苦笑

 

ビザ延長の申請に用意するもの

ビザ申請に必要なものは下記の通り。

 

【事前準備】
パスポート原本(期限6ヶ月以上、白紙ページあり)

申請費1,900TBH(現金のみ)

TM30(滞在証明書)
・パスポート(写真のページと入国スタンプ、観光ビザのページ)コピー(※)

・パスポートと同サイズの証明写真(※)


【イミグレで入手可能】
・申請用紙 T 7

・申請用紙 STM 2

・申請用紙 オーバーステイペナルティに関する用紙
・TM30のコピー

・(※)

 

では、現地での手順を追いながら説明していきます。

 

①入口すぐのインフォメーションを通る

正面の入り口を入ると、「COVID」チェック(確か)と書かれた、空港の金属検査のボックスを通ります(熱でも測ってるのか?)。

そのボックスを出るとすぐ、小さなインフォメーション窓口があるので、そこで「VISA EXTENION(ビザの延長に来た)」と伝えると、番号がもらえます。

 

この番号ですが、後でもらっても大丈夫だと思います。

ただ私は知らないあいだに受け取っていたので、あとから割り込みで書類チェックをしてもらえたので、混雑しているときは最初にもらっておいてもいいのかも。

 

②書類を入手し記入へ

入り口を入ったらそのまま左へ、イミグレーション本館を右手に通り過ぎたところに、ビザ申請書類が置かれた場所(写真参照 ↑ )があります。

 

向かって左側が、申請用紙を記入するスペースになっています。ペンも用意されていますが、青ボールペンを用意しておくと便利です。

必要書類はここから

必要なのは、

 

①申請用紙 T 7

②申請用紙 STM 2

③申請用紙 オーバーステイペナルティに関する用紙

 

書く内容は難しくありません。

名前、日付、入国日、パスポート番号などです。英語でも書かれているので、それに沿って記入しましょう。

2023年8月、用紙記入所の様子

向かって左、記入スペースにもカウンターが置かれてました。質問可能!

 

③TM30のチェック!

申請書の記入が終わったら、次はそのままイミグレ本館をぐるっと回るように奥へ進んで。すると、このような「TM30」と書かれた小屋が見えてきます。

 

 

まず、このTM30というのが、少々クセものです。

これは滞在先のオーナー、大家さんなどが外国人を泊める際に届け出るもの。なので、彼らがしっかりと手続きをしてくれていると、問題なくTM30をゲットすることができます。

 

私の場合ですが、滞在しているのは下宿サービスアパートのような部屋。

英語がわからないお母さんで若干の不安がありつつも、事務所で「TM30」「ビザ延長に必要」と伝えてみると、「マイペンラーイ♪」と歌うように繰り返し、どこかへ連絡してくれているようで、一時間後くらいに戻ると、それらしきものを渡してくれました!涙

 

ちなみに二度目の滞在は、向こうから「やっとくねー」と。チェックイン時に提出するのが一応の決まりらしいですね。「仕事が早いね!」と伝えると「忘れる前にやるのー」と返ってきて微笑ましい。笑

 

これを提出していない大家さんも少なくないようで、その代理で私たちが提出する、というやり方もあるそうですが、ぶっちゃけそうなるなら、諦めるつもりでした。笑

 

 

TM30が手に入っている前提で話を進めます。

この小屋に入ってすぐ右手に、番号札が入った籠があるので一枚とって待合室で待ちます。呼ばれたらその人の前に座り、持ってきたTM30を確認してもらい、スタンプを押した用紙を切り取ったものを受け取ります。

 

ちなみに私が入ったときは20番台が呼ばれていて、私はなんと85番、でした!汗

ここでも長く待ったかな、1時間半くらい?苦笑。

 

追記:8月はそうでもなく、20分くらいでした!やはり前回はソンクラーン前というのも影響していた様子

 

③TM30のコピーを忘れずに!

TM30の小屋のすぐ横に、コピーサービスがあります。

 

TM30①、パスポート(顔写真のページ②、入国スタンプか観光ビザのページ③)

合計3ページのコピー(一ページ、2TBH)を依頼します。

これ、コピーするよ!

 

このTM30コピーを忘れ、外国人チェックポイントまで来たのにコピーサービスに戻った人を知っています。涙。くれぐれもお忘れなく。

 

ちなみに同ブースでは証明写真も撮影してくれます。手元にない、事前に準備できなかった人はこちらでお願いしましょう。

 

④外国人チェックポイント!

準備が整ったら、こちらのテントに戻ってきます。

左手は申請書類を記入するスペースですが、右手はチェックを受ける場所です。

 

ここで、最初にもらった番号が役立ちました!笑

私の場合もらってからずいぶん時間が経っていたため、「私この番号なのだけど!」と見せると先対応してくれましたよ。笑。完全イレギュラーだし職員次第かもしれませんが、言ってみる価値はあります。

 

追記:2度目もこの手を使い、一応融通してくれました。が、「いったいどこにいたの?」と少し怪しまれたのでおすすめはできない、かも。汗。自己責任でどうぞ

 

ここですべてのドキュメントに誤りがないか、ざっとチェック!

例の番号を頭にして、証明写真はノリで貼りつけ、まとめてくれました。

 

⑤いざ、イミグレーション本館へ!

チェックを受けまとめてもらった書類一式を持って、いざイミグレーション本館へ!

「EXTENSION」と書かれた真ん中のラインに並び、窓口で再度書類を確認。一度見てもらっているので、致命的なものは抜けてないだろうという安心感はあります。笑

 

が、なんと!

 

このとき午前11時、書類を確認したスタッフが「2時半以降に戻ってね」と…。というわけで、さらに休憩を挟んで約3時間、待つことになるのです!涙

 

私はここからいったん、食事に出かけました。

長くなってきたので、イミグレーションに出向いた際の時間をつぶす方法はこちらに書きました。ご参考になれば幸いです。

natural-life-journey.hatenablog.com

 

 

2時前に戻ってくると番号は60番台。私は94番です。

意外と早く進むのではー?と気楽に考えていましたが、ところがどっこい(古…)。そこからさらにビザが下りるまで一時間半ほど、粛々と待ちましたよ。苦笑

 

94番が呼ばれ、書類と1,900TBH(おつりは後で)をすべて渡してからさらに待ち…、そのあいだ2度呼ばれます。

 

一度はカウンター横に設置されたカメラでの撮影。「〇名前〇、Take a photo」となかから呼ばれます。撮影が終わったら、その職員がOKサインを出してくれました。

そして最後、こちらはビザのスタンプが押されたパスポートとおつりを返してもらえるとき!!

 

ゆとりのあるスケジュールで

すべてが終わったときの達成感と言ったら…!笑

 

いやー、でも色々と思うことはありましたね。

TM30のシステムは、すでにかなり多くの苦情が出ているらしく、廃止の流れもあるらしいですが、なかなか…。

 

それにオンラインで済ませられるだろう、これは!という内容。

本当にね、難しくはないの。ただ面倒くさい、それだけです。笑

 

バンコクでは実現している(機能しているか否かは置いておいて。笑)ので、チェンマイももうすぐかもしれませんね!楽しみにしていましょう。

 

空いているときは、まったくこの限りではありません。

かなりスムースに進むこともあるようです。今回はタイの水かけ祭り(タイ王国旧正月)の前に申請したい(私のような)人が多かったのかな、あと、大気汚染がやっとましになったからかも…。

 

とはいえ、一日仕事の予定で行かれるといいですね。

私はその後の、2つの予定をキャンセル、消耗したー!笑

 

では、この情報が、皆さまのビザ延長手続きのお役に立てることを願って…。

 

 

Chiang Mai Immigration Office

Add:71 ถนนสนามบิน Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200, Thailand

HP:

chiangmai.immigration.go.th

※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。

※訪問日、2023/4、8

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