ニューヨークより、Helloー!
移民の多い街には、往々にして各国のコミュニテイタウンがあって、本場さながらの料理が楽しめるのが楽しみのひとつ。
シドニーで暮らしていたときも、オーストラリア料理(ってBBQか⁉ いやコンテンポラリーとか?)よりも、イタリアンやフレンチよりも、コリアンやタイ料理に圧倒的にお世話になったっけ…。
本国からの移民が作ってくれる味は旅情を誘うし、なにより美味しいのです。
ニューヨークのマンハッタンも例外ではなく。32nd Street(32丁目)のBroadwayからFifth Avenueまでの間には、ハングル文字の看板や店舗が溢れ、韓国人が闊歩するれっきとしたコリアンタウンになっているようです。
たった一週間にも満たない滞在中、私も2度コリアンレストランへ。
とはいえ一軒目は、ホテルから近くだったため訪れた、コリアンタウンから3ブロックほどのところにあるこちら。
「Cho Dang Gol(チョダンゴル)」
このお店のある通りにも、数軒続いてコリアンレストランが並んでいたため、私はてっきりコリアンタウンの一部かと思っていました。
中でも清潔感がありつつも活気があった「Cho Dang Gol」は、ひとりでも入り易そうだったのも決め手のひとつです。
もうひとつの大きな決め手は、「Tofu house」として知られるほど、自家製の豆腐が自慢のお店だということ。毎朝手作りしたフレッシュな豆腐が、それぞれのメニューに使われているそうです。
通しの営業なので、早めのディナーとして午後5時半頃入店。
そのときでもすでにほとんどの席が埋まっており、私のすぐ後に満席になるほど。それもほとんどがコリアンだということからも、きっと美味しいに違いないとワクワク。
迷ったのだけれど軽めに「Veggie Stew」15.99ドルを。
様々な野菜ともちろん、自家製豆腐がたっぷり入ったチゲ鍋です。
コリアン流、無料で出されるお通しが嬉しい♡
主役のチゲ鍋が到着すると一気に豪勢に!
旨味たっぷりの野菜&スンドゥブチゲは、時差ボケで疲れた体にしみじみと染み渡るようでした。バラエティ豊かなお通しも飽きが来ず、白ご飯もペロリと食べられてしまいます。写ってないけれど、1人前でもかなり大きな土鍋(だったか)で、白ご飯が提供されます。
ただ混雑していたため、食べ終わると即、請求が来て余韻に浸ることができなかったのが残念だったけれど…。
パワーチャージできました、ご馳走さま!
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もう一軒は、ニューヨーク在住の知人に連れて行ってもらったこちら「BCD TOFU HOUSE(ビーシーディー トウフ ハウス)」。
コリアンタウン(ストリート)の中でも、一際人々で賑わっていたので本当に人気店のよう。LA発祥のチェーン店だそうですよ。
この時も午後6時にもなっていないのに、店内はすでに満席。ブザーを渡されて待つこと15分ほどで、通してもらえました。
店内は吹き抜け部分も広く、3階建てで見通し良好!あまりの広さにワクワクするほどです。
さて店名に「Tofu House」と付いているほど、こちらも豆腐自慢のお店のようです。しかも「100%オーガニックの豆腐」と謳っているので(ただし2014年時点)、体に優しいのも嬉しいですね。
この時は最後の晩餐でもあったので、同行者のお勧めでビーフと豆腐のコンボチゲ「LA Combo」26.99ドル(!)をオーダー。
普段あまりビーフは食べないのですが、この店をよく知る方から勧められて思わず。
せっかくお肉も頼んだことだし、というわけでグラスの「カベルネ・ソーヴィニオン」8.99ドルで乾杯!
ぐつぐつ煮え立つ鍋に、レンズが曇る!
こちらのお店の特徴として、スターターに焼き魚が含まれていたり(写真はないけどしっかり大きい!)、チゲ鍋用に卵が付いてきたり、ご飯も各自石焼鍋でサーブされたりと、とっても本格的でした。
でもビーフ、やはり食べ切れなかったな。もったいなかったので、やはり人の勧めを鵜呑みにせず、自分の心が動くものを選ぶ!これを徹底しようと思いました(様々なシーンで何度も思い知る)。苦笑
でも美味しく楽しい宵でした、ご馳走さま!
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「Cho Dang Gol」
Add:55 W 35th St. New York, NY 10001
Open:12:00〜22:00
HP:
「BCD TOFU HOUSE」
Add:5W 32nd St, New York, NY 10001
Open:9:30〜25:30, Fri・Sat&Sun 9:30〜29:30
HP:
※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください
※訪問日、2019/9