エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

【タイ/チェンマイ】アカ族の村で栽培される、オーガニック&フェアトレードの一杯を求めて「Akha Ama Coffee」へ

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北タイの古都・チェンマイより、サワディーカーッ。

 

今回ご紹介するのも、まさに同ブログのコンセプトともピッタリの「エシカルノマド」が叶うカフェ「Akha Ama Coffee(アカ アマ コーヒー)」です。

 

東京へも進出していることから、コーヒー好きの人のなかでは知っている人もいるかもしれませんね。チェンマイには2軒あり、どちらも訪れましたので紹介します。

 

 

少数民族・アカ族の村で栽培されるコーヒー

タイ北部の少数民族アカ族の村で栽培されるオーガニック&フェアトレードのコーヒーを楽しめる「アカ・アマ・コーヒー」は、コーヒー好きのあいだではかなり知られた存在でしょう。

 

オーナーは、アカ族の村出身のリーさん。生まれ育った村の力になりたいと、自家焙煎のカフェをオープンされたのがはじまり。

 

リーさんの育った村は貧しかったのですが、彼のお母さんはコーヒーの栽培に力を入れて現金収入を得、子供たちを学校に通わせたのだそうです。

彼は大学を卒業し、世界でコーヒーについて学んだのち、2010年、お母さんの手摘みのコーヒーを使った自家焙煎カフェをオープンさせます。紛れもない「フェアトレード」、完全無農薬・森林農法で育てられた「オーガニック」なのです。

 

オープンから10年以上経った今では、チェンマイに2店舗、東京など世界に拡大中。チェンマイ北の山岳地帯から、美味しくて人と環境に優しいコーヒーを届けています。

 

ちなみに店名の「アカ・アマ」は、アカ族のお母さん(アマ)に由来しています。なんて親孝行な…!としみじみしてしまいます。

 

サンティタムに構える本店

チェンマイにある2店舗のうち、一店舗は旧市街のワットプラシン近くにあり、観光客の人はそちらの方が行きやすいはず。私も観光客とそう変わりませんが、滞在先がたまたまサンティタムだったので、徒歩で行けることに気づき、本店へ。笑

 

道中で気づくと思いますが、かなり入り組んだ住宅街のなかにあります。そのうえ、外観を覆うように木が茂っているため、Google mapをしっかり把握して歩くことをおすすめします!

 

まずはカウンターで注文

先にカウンターでオーダーし、席で待っていると届けてくれるスタイルです。

 

コーヒーの種類も多いし、ハッキリ言って迷いますよね!そんなときには「おすすめは?」と、聞いてみましょう。

 

そのときにラテやかカプチーノなどの「With milk/ミルク入り」か、「Drip Coffee/ハンドドリップ」かは伝えるといいです。加えて、ハンドドリップなら「Lifhg(軽め)」「Dark(どっしり)」「Sour(酸味)」のあるなしを伝えられると、より好みに近い一杯が飲めるはずです。

どれも厳選された豆ばかり!

 

好きな席を選んで

店内はオーダーカウンターのある空間、通路を挟んだ向かいにある空間、そしてテラス席にわかれます。

 

私が訪れた日は、おやつの時間(3pm)にもかかわらず、最初からしばらく私しかおらず…!席も選び放題でした。ありがたく、向いの空間をひとり占めして過ごせました。

Flat White」50THBと「Vegan Banana Cake」

このケーキのようなものは歯ごたえがあり、ザクザクのナッツが贅沢にまぶされた、私の好みの一品でした。

小腹が空いたときにも◎

コーヒーについては、バランスの取れたフラットホワイトでしたが、きっと「アカ・アマ・コーヒー」の真髄は、多数の豆から選べるハンドドリップにあるのだろうな、と感じました。

 

お土産もまとめてここで

コーヒーを楽しんで気に入ったら、店内では豆やドリップバッグを購入することもできます。ドリップバッグは軽いし、色違いで購入すると見た目も華やかだし、お土産にピッタリです。しかも、値段がお手頃なのが嬉しいですね。

ひとパック、45THB

 

ノマドワーカーポイント★×3

ノマドワークをする拠点としては、★×3つ。

 

ノマドが仕事をできる環境ではありましたが、あまり席数がないこじんまりしたカフェであること。さらにコーヒー自体へのこだわりが強く、それ目当てに来るゲストも多いだろうという、「ONE NINE COFFEE」さんと同様の理由です。

 

コンセントは全席にはありませんので、パソコンの充電をバッチリしておくと、気持ちよくテラスでの作業も捗りますよ!

 

  • コンセント:あり
  • WiFi:あり

 

※★は5つ★中、で私個人の独断と偏見で評価のためあしからず♡

 

「Akha Ama Coffee」

Add:Hussadhisawee Soi 3, Chang Phueak, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50300 Thailand

Open:8:00 ~17:00

Close:水曜

WiFi:あり

HP:

www.akhaamacoffee.com

 

旧市街のワットプラシンすぐ「AKHA AMA PHRASINGH」

「Akha Ama Coffee La Fattoria」と明記されることもある、アカアマコーヒーの2店舗目。

旧市街のランドマーク、ワットプラシン(寺院)からすぐのアクセスしやすい立地で観光客も多いです。この吹き抜け!席のバリエーションの多さ!ワクワクしてしまいます。

 

メニューは本店とほぼ同じようです。

 

そして、こちらですが「Americano」と「Long black」がメニューに並んでる(バリスタ目線)!ちなみに簡単に言うと、どちらもエスプレッソのお湯割りです。

思わず確認すると、お湯の量の違いだそう。「Long bkack」の方がお湯が少なめ、とのことなので焙煎を浅煎りにして、オーダーしてみました。焙煎も選べます!

 

すると提供されたのは…、「Short black」やないかーい!と突っ込みたくなるくらいの、お湯の量でした。うん、オーストラリアではこれは「Short black」ですね。

 

※ちなみに「Long bkack」はオーストラリアの、「Americano」は北米の呼び方

ほとんど中身が見えないよ!笑

そしてお味は、かなりインパクトのある酸味強めのコーヒーでした。

浅煎りは難しいらしいので(焙煎職人の友人いわく)、あるあるなのかも。やはりアカアマコーヒーさんではドリップを飲むべきだったのでしょう!笑

 

ノマドワーカーポイント★×3

ノマドワークをする拠点としては、★×3つ。

 

観光客も多いものの、席も多いためノマド作業はできなくはありません。ただコンセントがないことから、いや、あるのだけれど蓋をされていることから、ノマドは歓迎されていないかもしれません。

 

本当は2なのかもしれませんが、個人的に広々しているので席が空いているときは使えそうだな、と感じました。ぜひバッテリーチャージ満タンで向かいましょう!笑

 

  • コンセント:なし
  • WiFi:あり

 

※★は5つ★中、で私個人の独断と偏見で評価のためあしからず♡

 

「Akha Ama Phrasingh」

Add:175 2 Rachadamnoen Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200

Open:8:00 ~17:30

WiFi:あり

HP:

www.akhaama.com

 

 

なによりこのお店でお金を落とすことが、持続可能な農業や人々の雇用につながるし、同カフェへの感謝と支援の気持ちを表すことになるので、そういう意味でもとってもエシカル

 

意識的に選ぶなら、こういったコンセプトのカフェをおすすめします。

 

※撮影はお店の方の許可を取っています

※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください

※訪問日、2023/4、5

 

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