グルメ・おでかけ・イベント情報など、関西の情報満載の女性向けメディア「Pretty Online」でライフスタイルコラムを書きました。
かつては、スーパーマーケットなどで商品の原材料名までじっくり見て買う人を見て、「気難しそうな人だなー」「窮屈そう」、さらには「あんな風にはなりたくないな」と思っていました。
が、時を経て、私もすっかり「あんな風」な人の仲間入りをしています。笑
食べ物に気を使い始めるきっかけって、聞いてみると「子供のために」「家族のために」というのが多いみたいですね。実際、私の母親も長女である私が生まれてから、体に取り入れる食べ物の大切さを意識するようになったそうです。
私の場合は、たぶん食生活の乱れが底を打ったのだと思います。
特に乱れていたのは20代半ばの数年、多忙な雑誌の制作の仕事で夕食を食べる時間が遅く、それまでファーストフードやカップラーメン、お菓子などを気が向いたときに食べる不規則な食生活。
そして事実婚 が破綻した後のシドニーでの3、4年。これがまたパートナーのために栄養を考えて料理する毎日の反動からか、今考えると恐ろしい食の乱れっぷりで…。
キッチンの使い勝手が悪いのを言い訳に、スーパーの冷凍食品やギットリ油をふんだんに使った中華のテイクアウェイや、パスタなどできあい品で済ませる日々。
さらに「3度の飯よりアルコール」というほぼアル中のような日々でもありまして、軽くお腹に入れておけば後はビールかワインがあればハッピーでした。
※お酒を飲まなくなった経緯は下記の記事参照。
natural-life-journey.hatenablog.com
どこまでも「ジャンク上等」だった私ですが、やはり限界までやり切ると踵を返すようなタイミングが訪れるようです。
しかも高校時代から酷かった生理痛が、年々酷くなるのも気になりました。これは本当に「食」を「体」を見直す機会だと理解したのです。
そうと決まればまず見直したのが、調味料(下記の記事参照)。
natural-life-journey.hatenablog.com
そして「食学検定」や「オーガニック料理ソムリエ」の取得や、グルメ記事でも薬膳マクロビオティック、オーガニック食材を使ったお店さんを探して取材するなど、それ以降も知識と経験のインプットを続けています。
もちろん、スーパーマーケットでは買える範囲で、一番自然で体のためになりそうなものを選びます。体内に直接取り入れるものを、体が喜ぶ波動の高いもの(※)にすること。自分のなかで「選択の基準」を持つこと。
※「波動」についてはまた記事にします!
私にとって、それは今や「呼吸をする」くらい自然なこと。
そしてそれははっきりいって、楽しくて仕方ないのです!そう、ワクワクと情熱が湧き上がってくるからやっていることです。なんの義務もないです。でもやらずにはいられないのです。笑
実際、食生活や習慣を変えたことで、体温が一度はゆうに上がりましたよ。これは特に「冷え」をためやすい女性にとっては大切なことです。
でですね、非常に興味深いのですが、実際に食にとても気遣っている人ほど不調がある、病気をするという皮肉な事態も珍しくないのはなぜか。その理由を私なりに考えてみたのです。
それは、その行動が「恐怖や不安」から生まれているか、「愛や喜び」から生まれているかの違いかな、と(あくまで個人の見解です)。
「体にいいものを食べないと病気になる」「子供や家族のために、責任を持って栄養のあるものを食べさせるべき」
このようなネガティブな感情からの行動は、そちらにフォーカスしてしまうので、結果ネガティブな現実に繋がりやすく。
かたや、
「ひとつずつ自分で選択できるのが楽しい!」「これを選ぶことでより体が喜んでくれる!」
などのポジティブな感情からの行動は先ほどの逆で、体も心もよりよい方向へ向かうのではないかなぁと。
どちらも正解です、発したものを受け取る、という点に関しては。
もちろん物理的、科学的にもどういう食材の方が体にとっていいのかという答えはあると思います。でもそれ以上に「どのような気持ち」で選ぶか、が大切ではないかと思うのです。
極端な話、ファーストフードや冷凍食品も心から感謝して楽しい気分でいただいたなら、ポジティブに作用することもあるかも、ということです。
それでもやっぱりジャンクなもの、人工的で不自然なものは「自然の一部」である私たちの体にとって負担になります。だからときどき、ね!
すべてはバランス、そしておおらかな心とワクワクがカギな気がしています。
私はこれからもストレスのない範囲で、コツコツ楽しみながら「食」と「体」の探求を続けますよ。あ、そしてもちろんスーパーで原材料名を確認するときは、しかめっ面は厳禁。自分に言い聞かせています^^!