カフェインレスライフを初めてから、しばらく経ちました。
そもそもカフェインって体にどう作用するのか、など気になったのでさらに掘り下げてみましたよ。
natural-life-journey.hatenablog.com
カフェインレスライフのその後
特に、体にわかりやすい変化などは見られません。ただ、カフェイン100%からカフェイン3%(97%カットと表記)に変えたところで物足りなさを感じないし、それなりに美味しいのでそのまま続けている状態。なにより毎日5~6杯飲むことを考えると、やはりカフェインの摂り過ぎになるのかな、と思って。
で、そもそも、カフェインって摂り過ぎるとどうなの?と思い、色々と調べてみました。専門家ではないので、具体的な数字などの表記は避けますね。
カフェインについては、昔から賛否両論、いろいろと言われています。
ダイエットにいい、中毒性がある、眠気覚まし、リラックス効果、心臓病の予防になる、ガンを引き起こす可能性、ガンを予防する、などなど…。
一見良さそうに見えることと、悪そうに見えること、さらには矛盾も混在し、これはますますよくわからないぞ!
…というわけで、コーヒーのメリットとデメリットをいくつもの文献などを照らし合わせて信ぴょう性の高そうなものを並べてみました。
【メリット】
◆眠気覚まし
カフェインは脳内の中枢神経に働き、作業効率をアップするそう。また毛細血管の拡張作用で末端の血管を開かせ、血流が良くなる効果が期待されます。
朝に飲む一杯のコーヒーで、頭が冴え気力が漲る(気がする)のは、これらのおかげかもしれません。
◇筋肉疲労 の回復
- そしてカフェインは血液の流れを促し、筋肉の疲労 物質の乳酸を体内に溜まりにくくする作用も認められているとか。疲れた筋肉が回復しやすいと言われています。
◆コレステロール 値を下げる
コーヒーに含まれるニコチン酸(ビタミンB群)の摂取を続けると、コレステロール値を下げるとされ、この効果で心筋梗塞など心臓疾患を予防することが期待されています。
老化に促すという活性酸素を、除去してくれるポリフェノール等が多く含まれることから、体内の酸化を防ぎアンチエイジングに繋がるという、女性には特に嬉しい効果も!
◆リラックス効果
シャキッと目を覚ます効果が注目されがちですが、リラックス効果もあるとされるコーヒー。医科大学などの研究者の実験で、コーヒーの芳醇な香りを嗅ぐことで脳内のα波が増加するという結果が出ているようです。ただし、適量(2~3杯)を目安に。
【デメリット】
- ◇胃痛の誘発
- カフェインには胃液の分泌を促す働きがあり、胃を荒らしてしまうことも知られていますね。空腹時のカフェイン摂取は避けた方がいいと言われるのはこのためです。どうしても飲みたければミルクたっぷりにするなど工夫して。
◆貧血
さらにカフェインには鉄分や亜鉛など、ミネラルの吸収を阻害する性質があるとされています。貧血に悩む女性は特に、同じ理由でコーヒーの過剰摂取は避けたいですね。
◇自律神経の乱れ
体を活動させる交感神経に働くカフェイン。摂取を続けると、心拍数の増加や血圧の上昇が日常的に続くため体は常に興奮状態に。自律神経のバランスを崩し易くなり、だるさや気分の落ち込みなどを感じる人も。
◆冷えの助長
主に赤道付近で育てられるコーヒーには、体を冷やす作用が。そのため女性は特にカフェインの過剰摂取には注意が必要です。生理前や生理中に、1日何杯も飲むと生理痛を悪化させたり、冷え性の原因にもなりかねません。
発がん性については、かつてはいくつかガンを誘発する物質が疑われていましたが、2016年に世界保健機関(WHO)及びその外部機関であるIARCが、コーヒーに発がん性は認められないこと、むしろ20種以上のガンのリスクを減らすことが期待出来ると結論を出したそうです。
http://www.iarc.fr/en/media-centre/pr/2016/pdfs/pr244_E.pdf(英文)
ただ、体を冷やすことが万病を生むという見解もありますし、やはり断言はできないなと。何でも度を越えない、適量摂取、を心掛けるのは大切ですね。
とまぁ、自分でも調べながら学びながら、まとめてみました。
上にも書きましたが、まずは適量摂取を続けること。
中毒性についても根拠はないとされていますが、体がカフェインに慣れることでその効果を求め「もっともっと」となってしまうのが、つまりそういうことだろうと思います。
仕事中など口寂しくなり、何かを飲みたい気分になることがありますが(私はあります!)、そういうとき代理のもので、お気に入り♡を見つけておくのが、得策かと。
端的に害があるわけではないので(むしろ逆とさえ言われている)、カフェイン摂取による反応を見つつ、身体と相談しながら美味しく飲みたいですね!