エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

【奄美大島/龍郷町】地元産の原料を使ったジェラテリア「La Fonte(ラ フォンテ)」

南の島よりこんにちは!

引き続き、奄美大島の忘備録です。

 

SNSはじめネットで「奄美 グルメ」と検索すると、必ず出てくるジェラートの「La Fonte」、正式名称は奄美大島のいずみ農園直営ジェラテリア La Fonte」

 

映えスポット、的な場所にはあまり関心のない私(混んでいる・見た目重視で品質が…など)ですが、いかんせん今回の滞在先のご近所、ということもあり行ってきました!

 

これが期待以上に良かったため、紹介させていただきます。笑

 

のどかな道にポツンと現れる店舗

辺鄙といえば辺鄙な場所ですが、交通機関のバスでも車でも行きやすい場所にあります。

バス停「東海岸」から徒歩約5分、もしくは車で奄美空港から龍郷町名瀬市)方面へ県道71号を約30分走ったところにあり、 白く目立つ建物なのですぐわかります。道路のちょうど向かい側が背の高いさとうきび畑なので、目安にしてもいいかも⁉ 

6台ほどとめることができるサイズの駐車場がありましたよ、ご参考までに。

 

農薬不使用の素材を使った農園直営ジェラテリア

「映えスポット」と侮るなかれ(あ、私か!)。La Fonteは、農園直営のジェラテリアなのです。奄美大島北部にある、「いずみ農園」という小さな農園だそう。

2006年、農薬を使わずパッションフルーツの栽培を始めたのがスタートだそう。今では一年を通して、さまざまな果物を育てています。

 

そんな農園から始まったジェラテリア大切に育てた果物から「美味しくてハッピーになれるもの」を生み出したいという想いが、2011年にカタチになったのです。

ジェラート(製品)は、店内のキッチンで手作り。さらに手作りはフルーツに留まらず、奄美産の黒糖や海塩などの材料も、 生産者さんの元へ出向いて一緒に手作りするというこだわり!

 

口に入れたときに温かい気持ちになるのは、こんな熱い想いで丁寧に作られているからなのだろうと納得です。

 

入口でショーケースに迎えられ

La Fonteのショーケースには10種類のジェラートが並びます(この日は9種かな)。

毎朝10種類のフレーバーが選ばれます。一年を通して楽しめる定番と、旬のフルーツや素材を使った季節ものがあり、日々少しずつ入れ替わっているそうです。

これは通いたくなりますね…♡。

 

今回選んだのは…

私は滞在先の宿のスタッフにおすすめされた、塩を使った「真塩(ましゅ)」と「奄美黒糖」を。甘党ではない彼のチョイスが、とても良かったです。私も最近できるだけ白砂糖を減らしているため、このチョイスはバッチリ!

 

「真塩(ましゅ)」はわかりやすく表現すると甘じょっぱい味なのですが、甘さが控えめでとても優しくかつ深みのある味でした。「奄美黒糖」はコクと甘さのバランスが絶妙な、素朴かつ上品な味わいでした。

「真塩(ましゅ)」と「奄美黒糖」のダブルで500円(税込)

 

ナチュラルな店内とガーデンテラス

店内は木製の家具やナチュラルカラーの壁の、心地よく落ち着いた内装。

窓も大きく燦々と陽が差し込む明るい店内、そしてそこから続くガーデンテラスがもう最高です!

店の端にあるカウンター席からはさとうきび畑が!

一番奥のお庭前が特等席♡

 

あまりにも心地よく、ジェラートを食べた後に、ハーブティーを飲んでしばしゆっくりと過ごさせていただきました。

ガーデンには大きなプルメリアの花が咲き、オーストラリアを思い出させてくれ、思わず顔がほころびます♡。気持ちよく差し込む光が、写真(下)のように美しく映り込みます。

南国を象徴するプルメリアの花

光の乱舞が映り込む

 

La Fonteについて紹介しました。

 

本当はコーヒーマシンもあるのですが、今は故障中。できれば次は、ジェラートとカフェラテを堪能したいな!ほかの種類のジェラートも試したいし、またお邪魔したいと思います。

 

奄美大島のいずみ農園直営ジェラテリア La Font」
Add:鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1325-3

Open:11:00~17:00

Close:火曜

HP:

lafonte-amami.com

 

※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください

※訪問日、2022/10