新型コロナウィルスから始まった一年が後数時間で、終わりを迎えます。
はっきり言って2020年は、私の人生史上間違いなく最も怒涛の一年となりました。
ただ間違いなく言えることがひとつ。
暗闇を知るほど、光も知ることになる。
そしてその光は希望だということ。
詳細は省きますが、両親が次々と倒れ、わりと近かった親戚が急逝しました。
両親は奇跡的な回復を見せていますが、まだ予断を許さないというか完治していない状態。その状態で親戚が亡くなったというタイミングもあり、家族内を衝撃が駆け抜けました。
私は両親への心のダメージを懸念していたのですが、見送りの会があまりに素晴らしく、急なことだったのにも関わらず皆でかなり納得して見送ることができたのです。
こんなことってあるのだなぁと、心の中で感動していました。
※ちなみに死因、病気どれもコロナではありませんよ。
そしてもしかしたらそう遠くない未来に両親とのお別れが来ても、私はこんな風に人々の心が上向きになるお別れの会にしたいな、などと考えるきっかけにもなりました。
とはいえきっと私は泣きっぱなしだろうから、喪主は弟に頼むつもりです。苦笑
というわけで、私にとって2020年は「命」について深く考える年に。
こんなにも儚いものでありながら、ときにとんでもない底力を見せてくれることもある。その力強さや、体が秘めた神秘に感動するのでした。
そのため、私の価値観や考え方なんかがボロボロと崩壊していく経験もたくさんあり。
その壊れたところから私にとっての「真実」がひょこっと顔を出したかと思うと、すごいスピードで私に馴染み、今までもずっとそういう価値観を持っていたような気分になるという不思議な日々でした。
簡単に言うと、2020年が明けたときから、まったく違う世界に来てしまった!という感じ。はい、もうフライング気味に新しい私ですよ。笑。2021年の準備はある意味で完璧かも。
失望したり、辛かったり、モヤモヤしたり…。それでもすべてのことはやはり完璧に起きていたのだと思います、今の辿り着いた場所を思うと。
すべての闇(に見えること)は光を知るための通り道、でしかなかった。
そして自分次第で、闇は光に変えられるのだということもわかりました。
その一見、闇の道中にも最高に幸せなこと、笑えること、ミラクルもたっくさん起きました。ただ暗いばかりでは決してないのです。
そのコントラストを、強く強く体験した2020年。
起きたことだけに焦点を当てると「大変な一年」になるのでしょうが、心の中はずいぶんと平和に保つことができたこと。そのことは誇りに思います。
これは自分用のメモとして、いつか読み返すためにここに残しておきます。
皆さまはどんな一年だったでしょうか。
どんな年であってもすべてこの年に置いて行きましょう!
そしてまっさらな気持ちで新しい年を迎えられることを願って…。
よい年越しをお過ごしください♡。