ギブス&松葉づえ生活を更新中の私。
もう二週間以上経ちかなり慣れてはきたものの、体のバランスがおかしいなと感じる今日この頃。そりゃあ、そうですよね!歩いているときは、ずっと右足頼りで左足は浮かした状態だもの。松葉づえが面倒なときは、右足でケンケンして動いてます。苦笑
ここ数日、左の背筋が凝ってきた…。右足もパンパンな気が…。
あぁ、健やかさが、健康が恋しいー!
そんな日々のなか、晴れている日は近場の芝生を踏みしめてアーシング、日光浴、そして呼吸法(瞑想)をしています。朝活と呼ぶその活動が、私はとても好きになり、朝7時前には自然と目が覚めるように。笑
そして、先日ふと気づいたのです。松葉づえで芝生の上を歩いていたとき、自然の包み込むような優しさに…!
私が暮らしているのは、都市部の住宅街なのでどこもかしこもコンクリート。歩けども歩けどもコンクリートしかない、いわゆるコンクリートジャングルなので気づかなかったけれど。コンクリートを松葉づえでついた後に、芝生の上をついたとき、その明らかな違いに驚きました。
コンクリートはなんというかピーーンと張った感じ。断固としてこれ以上は曲がらないぞ、という反発があるのですが。
芝生は柔らかいじゅうたんのようで、力が分散されるというかいい具合に抜けるというか、それでいてぎゅっぎゅっと踏みしめて進むことができる感じ。
芝生の下にはもちろん土があり、その全てで優しく受け入れてくれる…。
わぁ、歩きやすい!と感動し、左足もそっとつきつつ、足の裏でその感触を贅沢に受け取りながら、しばし歩くことを楽しみました。まさに芝生でのリハビリですね。
「自然に沿った生き方」を発信してしばらく経ちますが、改めて自然の偉大さを確認するできごとでした。
自然であるということは素直で柔軟、自然は優しい。
これはきっと人にも言えることだなぁ、と。
コンクリートのように頑な人には、やはり相手も同様に頑なさが引き出されて反発し、自然の芝生のように柔軟だと相手も同様になりスムーズにいく。
だって私たちは皆が鏡であり、自分のなかの投影を相手に見ているだけだもの。
やっぱり私も、自然の一部のようでありたい。なにより自然と接していると気持ちだけでなく体まで、楽になるのだから。
松葉づえをつきながら、そんなことに気づきふと力がゆるむのでした。