エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

安心の中で「今」を過ごすために、こつこつ備蓄が役に立つ!

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私は自分でいうのもなんですが、基本とても楽観的な性格です。

 

それは無関心ともまた違い、例えば世界でなにが起きていても、そこに自分の意識を向けず自らチャンネルを合わせにいかないことで、その事態に巻き込まれずに済むと知っているからです。

 

「辛いね」「怖いね」「苦しいね」という情報や世間の声を、いったん受け入れてしまうとあっという間に、自分もその世界の住人になってしまいます。

そこで発せられる恐怖や不安を増幅する役割を、担うことになります。

 

世間は新型コロナウィルスでもちきりですが、今も恐怖は感じていません。

ただ今回新しい視点が生まれたのが興味深く、ここでシェアさせてもらえたらと思います。

 

それは「備蓄」の大切さ

 

この間もデマの情報によって、トイレットペーパーの買い占めが起きましたね。

私も近くのスーパーやドラッグストアで手に入らず、まさかこんなところまでデマの余波が…!と驚いたものです。行列には並ばず、「必要なときに手に入る」と信じて店を後にしました。

するとつい先日、ロールが残りひとつとなったタイミングで近くのスーパーに、一種類だけトイレットペーパーが残っていて購入することができました!

 

あの「買い占め」は、不安や恐怖からの行動と思わずにはいられません。

本当に必要なものかを冷静に考えられず、パニック的な恐怖心から買い貯めせずにはいられなかったのでしょう。

 

そんな中、記事を書いているあるウェブメディアで「『防災グッズ』について書いて欲しい!」と依頼を受けました。

その編集者さんはもとから友人で、彼女もどちらかというと私と同じような思考の持ち主。お互い防災グッズを用意したり備蓄したり、そんなこととは無縁に生きてきました(全然自慢にならない…苦笑)。

 

そして記事を書くにあたり、彼女と話をしたりいろいろとリサーチしていく中で、私のどこかがむずむずと動き始めました。

 

「防災グッズ集めるの、楽しそう!」「好きなものいっぱい備蓄しておこう!」

 

そう、恐怖からの行動はその現実を創りますが、ワクワクや愛からの行動はそっちの現実を創るのがこの世の法則。「私は今、楽しそうと感じているのだからこれはやってみてもいいな」と思ったのです。

 

今ざっとわかるだけでもヨーロッパ、インド、NZ、オーストラリアが国レベルでロックダウン(封鎖)していますよね。

それがいつ日本で起きても不思議ではありません。そしてその可能性があるのがまず東京、そして第二の都市大阪だって人ごとではありません。

 

ロックダウンに限らずですが、移動制限や外出自粛要請などの発表は本当に突然、急に来ます!

「明日の夕方からロックダウン」と言われたら、今この瞬間から翌日の夕方までスーパーやドラッグストアに長蛇の列ができるのは目に見えていますよね。

 

もちろんロックダウンの方法やレベルにもいろいろあって、すでに行われている都市ではスーパーやドラッグストア、病院など生活にかかわる施設は完全には閉めませんが、とにかく並ぶようです。何時間も並んで入ったはいいが、お目当ての商品はほぼないなど満足な買い物もできずじまい…。

 

だからこそ、早めの「こつこつ備蓄」をおすすめします。

 

「買い占め」だと同じ商品ばかりが棚から消えてしまい、人々はますますパニックに陥りますが、「備蓄」だとそうはなりません。今スーパーに行ってみてください、意外なほど空いていますから(都市によるでしょうが)。笑

 

私はここ数週間くらいかけて、スーパーで買い物をするたびにこつこつとストックを増やしています。いつも買うものを追加で数点買い足したり、米や乾麺に冷凍食品など日持ちするものを加えたり、「ストレスが溜まるかもしれないからご褒美も必要よね」と少し上質なお菓子を買ってみたり。

 

こうすることで、ロックダウンだからと焦って、普段食べないけれどこれしかないからという理由で好きでもない食材を買わずに済みます。

 

これって、QOL(クオリティオブライフ)を考えてもとても大切なこと。

 

さらに「防災グッズ」についてもリサーチを重ねるほどに、備えていてもいいものだなと感じたのでこちらも集め始めました。

「防災グッズ」の場合は水や電気が止まってしまうことまで考慮してのグッズ集めですが、昔の旅人時代を思い出しながら、役立ちそうなものをポチポチするのも楽しいものです。

 

「防災グッズ」も「備蓄」も、コロナさんで使わなくても災害時に使えるかもしれないし。もちろん使わなければ幸運ですし、使うことがあったら「過去の私に感謝!」となるでしょうね。

 

なによりね、備蓄品がそろい眺めていると、並々ならぬ安心感に包まれるものです。笑。おかげでより安心の中で「今」にいて、心穏やかに過ごせているような気がします。今のところはまだ、安心するのにそういうものが必要なのだな、という気づきにも。

 

この文章を読んで「今まで興味なかったけど、備蓄、ありだな!」となった人は、ぜひ今日からでもはじめてください。

 

そしてできれば、大切な家族や身近な友人にもシェアしていただけると嬉しいです。