エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

グルメライターは毎回撮影したものを実食しているのか

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私は今、主にグルメ記事を書いています。いつもは専門性を謳うことはありませんが、ここではグルメライターという前提で話を進めさせてもらいます。

 

「グルメライターは撮影する料理の全てを、食べている。」

 

そう思われがちですが、100%ではありません。もちろんやはりライターなので実際に食して書きたいとは思います。

お店の方に「ぜひ食べて行って!味見なわからへんやろ。良く書いてやー^^」などとにこにこ言っていただる場合は、即喜んでいただきます(何より人として気持ちが嬉しい)♡

 

ただ媒体の種類によって多少傾向の違いはあります。

 

【紙媒体の場合】

詰め込み式(1日4件以上)の取材スケジュールが比較的多く、次があり時間がなかったりお腹がすでにいっぱいだったり、そういうときは正直に伝えておいとまさせていただきます。

ただ味の想像がつかないようなお料理だと、カメラマンさんが撮られている間の時間に一口だけでも味見させてもらいます。

 

後、撮影後に料理をすぐ片付けてしまわれるお店の場合、私は流れに任せます。笑。

 

それでも頼んで食べるライターさんもいらっしゃるようですが、その方が本当は正しいかもしれませんが、雑誌で文字数に制限がある場合など、味見した内容まで広げられないから、ま、いいかと思っています。

それに撮影用にと味付けや火入れを、提供用のお料理とは違う風にされている場合もあるので、その辺もこちらは理解しています。

 

代わり料理のポイントや食材の仕入れ、味付けのこだわりなどはヒアリングして対応します。

 

【web媒体の場合】

まずお店さんの選出からさせていただいている媒体のお仕事などは、自分から頼んででもほぼ100%味見させていただいています。

 

取材スケジュールも自分で組みますし、撮影も自分でしているのでカメラマンさんの予定などを気にすることもなく実食でき、何より文字数が多いので!

興味があってアプローチするお店さんばかりなので、取材&味見は割と濃密にさせていただいていますね。

 

そして出版社や代理店の方が何件かまとめてスケジュールを組んで下さる場合は、基本上記の詰め込み式スケジュールと基本は同じ。ただwebの場合はどうしても記事のボリュームがあるので、執筆する自分自身のために実食を積極的にする傾向はあります。

 

そんな感じが「ライターと取材の実食」の現状です。

あくまで私の場合ですが、他のライターがどうやっているのかとか、取材に来るライターに食事を進めるべきか迷られたら少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

あ、ちなみに食べた食べないで、原稿に差がでるかというと、たぶん原稿自体を読んでもわからないレベルには仕上げます、プロとして!笑。

ただ、書くときの気持ちには差が出る可能性はあります(あー、美味しかったなコレ♡とか)ので、それが行間や文字に乗ってしまう可能性は否定できません。笑。

 

もちろん実食は嬉しいですが、でもやはりまずお店の方とスムーズなコミュニケーションが図れたり、充実したヒアリングができる方が幸せを感じますね、お仕事として。

 

では、また来週からも3日間連続で取材です、楽しみまーす!

 

Have a lovely weekend for everyone!!

 

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