エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

【ノマドライター】好きなことを書いて稼ぐ、は難しい?

先日、光栄にも、フリーライターとして「好きなことを書くライター」と位置づけをしてもらった私。笑

先日は好きなことを書くことのメリットを、いくつか挙げてみました。

ethical-life-journey.hatenablog.com

 

で、ですよ。

 

じゃあ、「好きなこと書いていたらお金は入って来るんですか?」ということです。気になりますよね、そりゃ誰だって、好きなことをして豊かに暮らしたいですから。

 

私にとってその部分をどう捉えているか、好きなことと稼げることの関係性について、書きたいと思います。

 

 

「好きなことを書いて稼ぐ」イメージとは

好きなことだけ書いて稼ぐイメージって、どういうものでしょうか。

まず「できるできない」「できそうできそうでない」という、三次元的な頭を一切外して、妄想してみますね。笑

 

究極の理想は、例えば肩書に「旅する自然派ライター」としている私、旅や自然に沿った暮らしに関連する記事の依頼が殺到し、提示される金額はどれも申し分ないほどで、そのなかからより取り見取りであるような状態!

さらに、好きで書いていたnoteやブログを読んでくれた編集者さんから、商業出版の依頼が来て…!

 

そんなうはうはな状態!はい、そりゃあ、理想でしょう。

 

今の私は、その状態にはない、ということは明確。でもだからこそ、このブログを通して、その過程をシェアできたらいいな、と思っています。

 

今そうでなくても大丈夫!

はい、理想は高く、現実は低空飛行(に一見見える)の私。

ですが、好きなことをテーマにする、と決めたこと。そしてそのために物理的、精神的に整えて土壌を耕してきました。

 

まずはそこがスタート!

 

上記のような状態ではないものの、今現在、私が書きたい内容を発信するパイオニアのような複数の媒体さんで書かせていただき、そのなかでもありがたく重宝していただき、幸福度は雑食ライター時代よりも爆上がりしています!

※大事なことなので何度も書きますが、雑食ライターより特化ライターが優れている、という優劣ではない

 

ですからなんの気おくれもなく、「好きなことだけ書いて稼ぐぞ!」と宣言して、進めたいと思います。笑

 

あなたの「好き」はなんですか

好きなことだけ書いていたい、と思ったら意識したいこと。

あなたの「好き」は、今の世の中でどれほどの人にニーズがあるでしょうか。

 

収益は関係のないブロガー、であればこの部分とは無縁でいられると思いますが、私はライターが本業です。

ライターというのは、世の中にニーズがあって初めて仕事が生まれるのです。

 

もしあなたの「好き」が、世の中に溢れているもので、たくさんの人の「好き」と重なる部分があるのであれば、仕事のチャンスは多い、と言えます。

ただその分ライバルも多い。でも書ける場所が多い、というのは大きなチャンスであるに違いありません!

 

私の好きはハードルが高め⁉

この、「好き」のテーマが「自然に沿った生き方」だったことは、発信をはじめてから今でもずっと「ハードル」と呼べるもののひとつ。

 

というのも、「自然に沿った生き方」に関心のある人って、私が想像していたよりうんとうんと少なかったんです!

 

そして、すでに実践している人にとって、私の情報はもう息をするレベルで知っていること。私なんかじゃ足元にも及ばないレベルの人が、本当に多いのです。

ですが、関心のない人はまったくない。つまり実践者とそうじゃない人の差が、あり過ぎて「私レベル」の発信のニーズが、なかなか見つからないということ…。

 

実際、一般的なお出かけ情報サイトで、サステナブルな暮らしの連載コラムを持てたことがありましたが、「媒体テーマの見直し」により突然の終了、となりました。つまりクビ、ですね。涙

 

あれから数年経った今でも、オーガニック、サステナブルエシカル、ゼロ・ウェイストといったテーマは、いずれも「トレンド」のように捉えられがちですが、本当の意味で理解している(したい)人は、まだまだ少ないと感じています。

 

それでもその価値がある

好きだけを書き続けるって、ある意味では難しいです。

特に私のように、「好き」のテーマがマイノリティである場合は。

 

ですが、稼げる稼げないをいったん、頭から外して、本当に「好き」に向き合うとき、必ずなにかしらのブレイクスルーが起きると私は信じています。

 

なにより好きなことを調べ、取材し、書けるなんて、本当にただ幸せなことなのです。

 

それだけで私にとってはその価値があると言える。それに、そう思えることを、それぞれが書くことができれば、きっと幸せなライターが増え、幸せな媒体が増え、幸せな読者が増え、幸せの循環が広がるように思うのです。

 

これを私は、夢物語ではなく本気でめでたく信じています♡。笑

ethical-life-journey.hatenablog.com

 

 

好きなことを書いて稼ぐ、ことを掘り下げてみました。

皆さんが気になっていた答えは、もしかしたら見つからなかったかもしれません。

 

でも、この記事を通して、それは「好き」のテーマ次第だ、ということをまずはお伝えしました。

それを今後のテーマ選びに活用いただいてもいいし、私のように幸せな「好きを書くライター」を目指すきっかけになることがあれば、ライター冥利に尽きます♡。