紅葉を目的に人々で賑わう嵐山を訪れました。
到着直後に天龍寺を楽しんだ後、本当は気になっていたリバービューの茶寮があったのですが予約で満席だったため、同じく川を楽しめるボートに乗ることに。
子供連れでもなく恋人同士でもない、いい歳の女二人でボートに乗る休日。笑
そして、今回訪れたランチのスポットもご紹介します。
混雑した時期でも比較的ゆっくりできた、おすすめの過ごし方です。
ボートで静けさを愉しむ
訪問日は週末を避けた金曜日でしたが、嵐山は修学旅行生でごった返していました。
567騒ぎで数年間抑え込まれていた若いエネルギーが、発散されるようにとにかく賑やか!汗
こちらはしっぽりまったりこの世にも美しい紅葉を楽しみたい、ということで目に入ったボートに乗ることに。
少し遠目から見ていると、陽の光がキラキラと反射した大堰川の水面とその背後の色づいた山のコントラストが、まるで極楽浄土のように静寂に包まれて見えたのです。
修学旅行時期は注意!
実際に近づいて、いざボートに乗ってみると、大堰川の上はどこぞのダンスパーティーさながら賑わっておりました。
学生君たちがボートをぶつけ合い、ボート上に立ってワイワイやっていた(あとで船貸しのスタッフに怒られていましたが。苦笑)ので、それを避けるように漕いで静かな場所へ向かいます。
ボート漕ぎは女性でもOK
今回はハハを乗せていたため、私が漕ぎましたが、最初にパドルのコツさえつかんでしまえばボート漕ぎは難しくありませんし、体力もそれほど要りません。
私は同世代より体力には自信がある方ですが、女性でも特に問題ないと思います。
川の流れも強くないため、穏やかな大堰川に身を任せて、気持ちのいい念願のリバービューを楽しむことができました。
「青いボート」
一隻/1,500円/一時間以内
穴場のランチスポット「奥の庭」
前述の通り、修学旅行生による賑わいで、ランチスポットを見つけるのも一苦労。
小さいお店は待ちが出ているし、大きなお店は修学旅行生用の予約で満席の場合も。
こういうときは川辺は諦めて、少し奥まった場所を探してみると意外な穴場があることも。
今回は、70年の歴史を持つ「京都嵐山 良彌(よしや)奥の庭」へ。
川沿いの道から細道を少し入ったところにある、店名の通りお庭が名物の嵯峨料理店でした。
今回はほとんど待ちがなかったため、「穴場」と書かせてもらいました。
お庭が望める席へ
通された席はリバービューではなく、ガーデンビューでしたが大満足!
半分室内という造りの明るい空間で、テーブル席を確保。
私たち以降に来たお客さんは2名でもカウンター席だったので、ツイていたのかも。
空間は広々していて、席もそれぞれ違う素材やテイストで個性的です。
とても気分が上がります。ちなみに私たちの席は、脚の部分が昔おばあちゃんの家にあったようなミシン台!アンティークで可愛いですよね。
嵯峨料理のハラール・ヴィーガン対応店
後から知ったのですが、こちらは伝統的な和食でハラール・ヴィーガン対応あり。また、予約すればグルテンフリーのメニューも対応してくれるそうです。
実際にスタッフのなかにも、マレー系と思われる女性もいらっしゃいました。
さすがインバウンドの多い嵐山、ここなら海外からのゲストも連れてきやすいですね。
私は「京極みざるそばセット」を。
そば粉の中心部を使った高級そばに、天ぷら、おぼろ豆腐などが付いてきます。
ハハは「おぼろ豆腐重御膳」を。
おぼろ豆腐を照り焼きにしたお重に、オリジナル抹茶うどん、おばんざい、漬け物などが並びます。
ほかにも自分で作る湯葉しゃぶや、湯豆腐、松花堂弁当もあり迷ってしまいます。
そばは弾力、食べ応えがあり、おぼろ豆腐は優しい大豆の甘さが感じられて美味しい!こちらを選んで正解でした。
後から知ったついでに、こちらのお店はこういうお知らせが。
弊店では、全ての従業員が新型コロナワクチンの接種を2回終えております
どのように捉ええられるかはそれぞれですが、公式HPにこのように出してましたので共有まで。このような情報で、567に対するお店の姿勢がよくわかりますよね。
ボートで過ごす水上の時間と穴場ランチスポット。
混雑した嵐山で、比較的穴場なスポットをご紹介しました。
※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。
※訪問日、2021/11/19
「京都嵐山 良彌(よしや)奥の庭」
Add:京都市右京区嵯峨天龍寺造路町31
Open:11:00~17:30