2021年秋、紅葉は念願叶って「天龍寺」で堪能してきました。
※その経緯はこちらに書きました
秋の「天龍寺」、どんな本気を見せてくれるのか楽しみです。
入口はこちらから
嵐山へはいくつもの路線が乗り入れているので、市内から少し遠いもののアクセスは悪くありません。
前回は阪急線、今回は京都駅からJR線で向かいました。
JR「嵯峨嵐山駅」は嵐山の中心地より、少しだけ歩きますがそれも10分ほど。
闘病生活を経て復活したハハを連れても歩いて行ける距離でしたよ。
嵐電の嵐山駅のほぼ向かいに位置するこちらの門から、境内へ。
とはいえこの門をくぐってからも入口までさらに歩きますが、紅葉に彩られた参道も十分に楽しめます。
今回は庭園のみ
「天龍寺」の拝観は庭園のみか、法堂と庭園の両方から選べます。
体力に自信のないハハの希望もあり、今回は庭園のみの観覧で(私も異論なし!)。
「曹源池庭園(そうげんちていえん)」
大方丈から見て曹源池の反対側にある曹源池庭園。
私は今回二度目ですが、その広さや植物の豊富さに満足感のあるお庭だと改めて。
途中、坂道を上る箇所があり、ハハは体と相談して辞退、私だけ少し高台に続く道を散策。そこから見えたのが、こちらの風景(写真上)です。
高台からは全景が見えること、全体像を把握できるので私は旅先でもいつも上るようにしています。
借景式庭園の本髄
庭園内の散策を楽しんだら、小方丈から大方丈に向けて池沿いを歩きます。
中央の曹源池を囲む池泉回遊式庭園は、大堰川を隔てた嵐山や亀山を取り込んだ借景式庭園だということを実感できる絶景。
そうそう、これを見たかったのー!
ただ境内は見頃ではあったけれど、山の方はもう少し、だったのかな。色味が全体に淡い印象を受けました。
赤や黄、緑のコントラストがパッと目を覚ますような美しさ。
昔から人々が愛でてきた風景の持つ魅力は、普遍なのだと実感します。
関西は今週しばらく雨が続くそうです。
その前の見頃の時期に訪れることができて良かったです。
ハハも庭園に足を踏み入れて5分で「紅葉もお寺ももうお腹いっぱい!」と、大満足のようでしたしね。笑
では皆さんも、よき紅葉を♡。
※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。
※訪問日、2021/11/19
Open:8:30~17:00(受付終了16:30)
HP: