エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

「弘法さん」前後、毎月3日しかお目にかかれない「笹屋伊織」の「どら焼」

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Hello all! ナチュラルライフ探求ライター、miaです。

 

mia555.hatenablog.com

 

先月、平成最後の紅葉の見納めで訪れた「東福寺」。

そして、ときは29日。まさか出会えるとは思っていなかったのですが…。

 

おお⁉

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なんと!!!

 

「笹屋伊織」さんが境内のマーケットに特別出店!

 

こちらの「どら焼」はその販売期間もさることながら、見た目も特殊で初めて見る人は「え、これがどら焼き!?」と目を丸くすること間違いありません。

 

というのも、私たちが慣れ親しんだ(私ももちろん大好き)などら焼きは、そのものを銅鑼に見立てたという形からネーミングされたもの。

「笹屋伊織」さんのは銅鑼の上で焼いたという調理法からネーミングされたもの、だそうです。

 

このどら焼は、江戸時代末期の五代目当主・笹屋伊兵衛が、京都東寺のお坊さんから「副食となる菓子を作ってほしい」と依頼を受けて考案したのが発祥とされています。
お寺でも作れるようにと、銅鑼(どら)の上で焼いた秘伝の薄皮で、棒状に伸ばしたこし餡を巻き、竹の皮で包みました。

 

銅鑼の上で焼いたことから「どら焼」と呼ばれるようになったこのお菓子は、もっちりとした食感とほどよい甘さが町中で話題となり一般販売を始めると、てんてこ舞いの忙しさに。


しかし、手間ひまかかり、大量に作ることができなかったため、毎月一日のみ、弘法大師の月命日「弘法さん」に合わせて21日だけ販売してきました。

 

現在では、毎月20、21、22日の3日間に期間を延ばして販売しています。

 

公式HPより引用

 

竹に包まれた秘菓子のような見た目に期待が高まります!

 

そのまま切り分けて…、

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薄い皮が重なり合って生み出される食感は、繊細でいて力強い。もちっと噛みしめるとまるで和風ミルクレープのようにも感じます。

そんな層に丁寧に包まれたこし餡は、甘さ控えめで上品な味。 これらが優しくマッチします♡しかも嬉しいのが、その餡が端から端までぎっしりと詰まっているという太っ腹具合!あっさりした餡のため、それでも全く重くならないのがいいですね。

 

この美味しさへ希少感が加わり、よりありがたみが増すという…!笑。

 

ちなみにお茶はもちろんですが、クレープのような秘伝の薄皮が洋菓子エッセンスを醸しているので、コーヒーと合わせるのもおすすめです。

 

老舗が誇る幻のようなお菓子、日常を少し格上げしてくれる存在です♡

 

「本店・イオリカフェ」

Add:京都市下京区七条通大宮西入花畑町86

Open:9:00~17:00

Close:火曜 ※どら焼の販売日(毎月20日・21日・22日)が火曜の場合は営業。代わりに23日が振替休日。

HP:

www.sasayaiori.com

 

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