話は夏の終わりに訪れた「フォーシーズンズ京都」。
2016年に建てられたばかりの高級ホテルですが、こちらの見どころのひとつは800年の歴史を持つ名庭「積翠園」。中心に池を配した池泉回遊式庭園で、園の端に佇む茶室のような建物は日本酒やシャンパーニュが楽しめるという粋なバーになっています。
夏の暑さのせいか、飾りのお花が少し疲れているようにも見える(大きい上中央にあるので目立ったので。苦笑)けれど、それはさておき…。
このときのメニューは、
濃厚なガスパチョスープはじめ、夏らしいフレッシュコーンのキッシュなどのセイボリーや、ホテルメイドのスコーンは、バニラとレモン&ブルーベリーの2種。
スコーンはまだ温かく、個人的に他ではあまりお目にかかることのないレモン&ブルーベリーがお気に入りでした。
そしてスイーツ系は、シトラスのゼリーショットなど夏という季節柄、柑橘系を使ったものを中心に、ココナッツやホワイトチョコなど好きな素材を使ったものが多かったのも、個人的に大満足でした。
またこだわりのハーブティーとコーヒーは、時間内なら何杯でもおかわりできます。
そして「フォーシーズンズ京都」において特筆すべきところは、やはりホスピタリテイの高さ!
日本にありがちな、丁寧な形は取っているけれどマニュアルに沿った融通の効かないもの、ではもちろんなく。特に最近では珍しくなりつつある、ちゃんと血の通った会話や対応をしてもらえるという心地良さがありました。
そこにはリスペクトがちゃんとあって、「ゲストを存在させてくれている」のを感じることができるのです。
対その他大勢、ではなく、対ワタシ個人。
これ、簡単なようで難しいこと。できないのは飲食業だけじゃなく、日本のさまざまな場所で感じるので、逆にできている場所は、親近感と評価がぐんとアップします!
さらにここのスタッフが、ホテルのことを話すときにまるで自分のことを話すようだったのもとてもいい印象として残っています。
美味しいだけでなく、本当に気持ちが良く心地いい時間でした。
ご馳走さまでした♡
「ブラッスリー」
Open:朝食7:00~10:30、ランチ11:30~14:30、ディナー17:30~22:00
HP: