こちらのカフェ(下記のリンク)を訪れた際、スタッフの女の子がとても可愛くて心を開いて声を掛けてくれたので、世間話のついでに「すぐ近くにある神社、何の神様とかあるんですか?」と聞いてみました。
すると彼女が教えてくれたのは、「ゼロ磁場がある神社として、知られてるみたいですよ。方位磁石持っていくと、ある場所でその針が回り出すんですって。」と。
こんな素敵なカフェにたまたま辿り着いただけでもツイてたのに、そんな面白い場所が近くにあるだなんて、やっぱりツイテル!
と、細胞に染み渡るような美味しいお料理と、自家焙煎のコーヒーをいただいてから、まだ暑い昼下がり、階段を上ってその「ゼロ磁場の神社」へ。
その名も、
創建年代は不詳らしいのですが、延喜式(えんぎしき)に記載されている由緒ある神社だそう。淀川の鎮守として創建されたものとみられています。
ゼロ磁場で知られてはいるものの、調べてみると公式なサイトなどにはそのような表現はありません。ただ口コミで広がったのか、宮司さんによると方位磁石を持って参拝に来られる人も少なくないといいます。
私が訪れたときも、方位磁石は持っていなかったものの、ご夫婦らしき先客が社務所で楽しそうにお話をされているのが聞こえてきて、しっかりゼロ磁場のことも訪ねておられました。
私は調べていたので、それがどうやら本殿の階段の中段らしいと知っていましたが。笑。
ちなみにゼロ磁場とは、
N極とS極の力が、あるところでぶつかり合い、お互いの力を打ち消しあって磁場がゼロになるという考え方
だそうです。
有名なところでは、長野県にある分杭峠や三重県の伊勢神宮、和歌山県の高野山など。
このゼロ磁場の場所では、免疫機能が高まったり病気が癒されるなど、不思議なことが起きることがある、パワースポットのような存在として全国から人々が訪れるのです。
とはいえ、この「意賀美神社(おかみじんじゃ)」は、穴場というかまさに「ひっそりと」佇んでいました。参拝者も前述のご夫婦と私、のみ。
そのためうっそうと生い茂る緑の迫力と、境内にはセミの鳴き声だけが響き渡り、なんだか神秘的な雰囲気を醸していました。
小高い山を登るここまでの道中も、自然たっぷりで癒されます。梅林でも有名で、その季節にはぜひ訪れたいですね。
ご興味のある方は、ぜひカフェとセットで訪れてみては。
きっと心も体も満ち足りた、豊かな時間になりますよ。
「意賀美神社」
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