執筆の告知以外で、「エリア情報」「にほんグルメ」カテゴリーの記事、久々です!
本当はもう次の場所へ、移住しているはずだったのですが色々あり、しかも世界中がこのコロナ禍とあり、とにかくまだ大阪と京都を行ったり来たりしておりますよ。
ただもう外に出たいパワーが漲っている最近、精力的に近場を探索しています。
そして出会ってしまいました、ちょうど大阪と京都の間にあるこちらのカフェ。
「枚方 ランチ」で検索し、どなたかが上げてくれていたランチのまとめ記事で、発見!とにかく、野菜がたっぷり盛られたワンプレートの美しい写真が、目を引きました。
お店のコンセプトとしては、旬の野菜をたっぷり使った一食で30品目近く摂れるランチやこだわりのスイーツを、木造の平屋を改造した時を超えた空間で楽しむ、というもの。
体に嬉しい食事はもちろん嬉しいのですが、空間としての魅力が「草々徒」さんにはあります。なんだかとても懐かしいのです、まるでかつて通った小学校のような…。
それは長きに渡って大切に使い続けられてきた、家具やオブジェが点在するからでしょうか。
椅子もテーブルも席によってそれぞれに違うので、ひとりで来るとき、数人で来るときとでは通される席が違い、異なる雰囲気の中でお食事が楽しめます。
今回は黒板前の小さなカウンター席。
高い木製の天井と黒板、まるで学校のような雰囲気です。
・紫キャベツのコールスロー
・パプリカハニーレモン
・枝豆の玄米サラダ
・焼きししとうのマリネ
・桃とフェンネルのサラダ
・チーズのマリネ
この日の前菜はこれらの6品でした。
どれも少量なのでお腹が膨れることなく、すべて味見できるので嬉しい。女性の味方、という感じですね。
和風の素材なのに洋風の味付けだったり調理法だったり、いったいどうやってレシピを考えているのでしょう!勉強になります。
味付けは、決して主張し過ぎていないのに、どれも深みがあって印象に残るものばかりでした。
・ひよこ豆のコロッケ
・季節の焼き野菜
・葉っぱのサラダ
・ベジブロス
ご飯は釜戸で炊いた白米か、玄米から選べます。
ここで味噌汁ではなく(好きですよ!)、ベジブロスが出されるところが憎いですね。
そしてごらんの通り、プレートのほとんどを野菜が占めているので、終始むしゃむしゃ野菜を食べている感じなのですが、野菜ごとに食感や調理法が違うので飽きません。
野性味のある野菜は淡路のものだそう。久し振りに、しっかり苦味のある野菜をいただいた気がします。力強さと懐かしさを感じる味わいでした。
食後には、つい目の前の黒板の文字につられて「自家焙煎珈琲」追加200円(税別)を。濃いめの味だと聞いていたので、ミルク(クリープではく牛乳)を頼みました。
そして、器が大きくて可愛い!
スタッフの方曰く、「皆さん、お抹茶を飲むように両手で包んで飲まれています」とのこと。それをするととっても熱かったので、しばらく待ってからちょびちょびといただきました。
食後のコーヒーってなぜこんなにもホッとするのでしょう…癒しでした。
さて、こちらの「草々徒」さん、道中もまた素晴らしく。
私は「枚方市駅」から歩いたのですが、
このような坂道を登っていくと…、
こんな風に視界が開けます!
夏の青空と眼下に見える列車の線路が、何ともいえないノスタルジー。「耳をすませば」の世界観ですね。
ちょっとした山(丘?)を越えて向かう、ワクワクの道中もお店の一部。とても美味しく心地いい時間でした。
スイーツも美味しそうだったので、次かな!
「草々徒」
Open:火~金11:00〜15:00(LO14:00)、土・日曜11:00〜16:00(LO15:00)
Close:月曜 ※不定休はインスタグラムなどをチェック
HP: