海辺の古都から情報をお届けします。
今回も湘南、鎌倉界隈のエリア情報のご紹介。
訪れたのは「光明寺」。鎌倉は海の古都といえど、実際に海の鎌倉を肌で感じるお寺は多くありません。この記事の「長谷寺」と材木座の「光明寺」はその代表格といっても過言ではないはず。
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また鎌倉は海だけではなく山もある、どちらもの自然が融合した美しい街なのですが、「光明寺」はまさにその両方の魅力を備えています。
浄土宗の大本山で、正式名を「天照山蓮華院光明寺」。創立は鎌倉時代の寛元元年(1234年)とされ、浄土宗三祖然阿良忠上人により寺が開かれたそうです。
見どころの多いお寺ですがまず目に入るのは、鎌倉に現存する最大の門といわれる山門で高さは20mだそうです。
また本堂から廊下で繋がる開山堂の前には記主庭園が広がり、夏には蓮が咲き誇る名所に。
そして、私がお目当てにしてきたのは、本堂裏手の天照山からの景色!
お寺越しに材木座から由比ガ浜までの景色が広がり、その景色は「かながわの景勝50選」にも選ばれています。まさに海の古都を体現した美しさ。
…なのですが、訪問時は土砂崩れのため展望台までの道が通行止めになっているようなのです。ここまで来たからには、と諦め切れず受付で一応確認してみると「同じではないですが…」と前置きして、住職さんらしき方が別のビューポイントを教えてくださりました。
それは津波など災害が起きたときの避難経路になっている道。「試してみてください」と、優しく言っていただいたので歩いてみることに。
この山の小道を歩いているだけでも、気持ちがいい!そして約15分ほど歩くと目の前に、少し開放的な景色が現れました。
訪問時は大殿が工事中だったためか、 かすかな潮風を感じる境内には人もまばら。おかげでのどかで心静かな時間を過ごすことができました。
次はあの景勝が見えるときに、ぜひ!
「浄土宗大本山 光明寺」
Add:神奈川県鎌倉市材木座6-17-19
Open:6:00〜17:00、10/15~3/31 7:00~16:00
HP:
※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。
※訪問日、2020/9/15