コロナ禍が始まりカフェ通いはもっぱら、地元の一軒と京都の一軒を行ったり来たりする日々でした。
ですが最近、視点を新たにカフェの開拓を意識的に再開!なんと数年ぶりです。
というのも、ライターとして仕事をするにあたりカフェの適度な雑音が集中力を高めてくれることがわかったので、ノマドワークをするその拠点をいくつかリストアップしておきたくて。
そして、インスタグラムを見て気になっていたこちら「Takamura Wine&Coffee Roasters」へ。
ワインショップが始めたコーヒー焙煎所
店内に入り、目に入る大きな焙煎機。コーヒー豆の個性を最大限に引き出すため、日本に約10台しかないという最新の焙煎機「スマートロースター」を導入したのだそう。
また焙煎機と同じくらい目に飛び込んでくるのが、ずらりと整列したワインの数々!
なんとこちらは、もともとワインショップだったのが、ワインとコーヒーの共通点の多さに気づいたことがきっかけで、「ワインを選ぶようにコーヒーを選ぼう」をテーマに、コーヒーの自家焙煎を始めることになったのだそうです。
「産地や、ブドウ品種、生産者にこだわるワインのように、コーヒーについても語れるように」
同店で扱うコーヒーは、造り手の顔が見えるのが大きな特徴。生産者さんと二人三脚で美味しいコーヒーを、と真摯にコーヒーに向き合っておられる印象です。
しかもワインで培った繊細な味覚や嗅覚、経験がまるっと生きたコーヒー作り。とても興味深いですよね。
しかも最近は、生産者からのダイレクトなコーヒーの購入も少しずつ始めたそうです。これはフェアトレードと同等かその上を行く、信頼関係を作ることに他なりませんね。
ちなみに広々とした空間の中心部には、ワイン棚がずらりと陣取りワインショップの風格が漂います。その数にはしばし圧倒されます!
世界中のワイン、オーガニックワインももちろん豊富に揃っています。
吹き抜けが開放的な倉庫的スペース
約200坪という広大なスペースはまるで巨大倉庫!
そのなかに膨大な数のワインや、最先端の焙煎機、輸入食品などが所狭しと並んでいるので、閑散とするどころか活気のある雰囲気です。
好きな席でゆったり過ごせる
「Takamura Wine&Coffee Roasters」に入ったら、まずあまりの広さに圧倒されますが、コーヒーを楽しむならまずカフェカウンターへ向かいましょう。
コーヒーを買ってから席へ
コーヒーはエスプレッソベースのドリンクから、ハンドドリップ、そしてアレンジドリンクなどが選べました。
私はあまり飲んだ記憶がない浅煎りのドミニカコーヒーを。「伸びしろがある。もう“第二のブルーマウンテン”とはいわせない!」というコピーが印象的でした。
軽やかな酸味とかすかなチョコレートのような甘みも感じられる一杯。
ただ、プラントベースミルクの扱いなし!
これはちょっと驚きました。特に、無農薬野菜など扱っているため、自然環境への考慮を勝手に私が期待したためですが…。笑
席はテラス、一階と二階からお好みで
「Takamura Wine&Coffee Roasters」の楽しいところは、吹き抜けを囲んで席が並び、それぞれの席に個性があるところ!
カウンター席はじめ、ソファー席、二人席でも椅子の向き、椅子の種類が違ったり、そのときの相手や気分でお気に入りを選べます。
買い物も楽しめる
冒頭のワインはもちろんですが、店頭での無農薬の野菜販売や健康食品系も見つけられます。
輸入食品も多いので、買い物時間も楽しい!まるで宝物探しです。
ノマドワーカーポイント★×3.5
ノマドワークをする拠点としては、★×3.5。
チャージができないのと、WIFIの接続にワンステップ必要です。パソコンをぱんぱんに充電してからお出かけしましょう!笑
- コンセント:なし
- WIFI:登録制(無料)
※★は5つ★中、で私個人の独断と偏見で評価のためあしからず♡
そして新しく、「ノマドワークの拠点」というカテゴリーを作りました。
ノマドワーク民のためになる情報を発信予定!ぜひチェックしてみてくださいね。
コーヒー好きのみならず、ワイン好きにもおすすめしたい一軒。
どうやらワインは試飲もできるそうなので、店員さんに声をかけてみては。
個人的には、仕事もさることながら、ジャーナリングやお気に入りの本を持参しての読書時間を楽しむのにも適しているなぁと思っています。
というわけできっと、またお邪魔したいと思います。
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「Takamura Wine&Coffee Roasters」
Add:大阪市西区江戸堀2-2-18
Open:11:00~19:30
Close:水曜
HP:
※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。
※訪問日、2021/9/24