友人たちと、ほろ酔いになりながら他愛ない会話を楽しむ夜。
もう長いあいだ、そんなかつての「普通」の時間が過ごせていない人も多いのでは?
それでもそろそろ外に出たい人、もしくは外には出たくてもお酒を提供してくれる店でありながら、料理も絶品のお店がなかなか見つからないという人へ嬉しい情報です。
実は数年前に、取材でお伺いしたこちら「オステリア オッタンタセッテ87」。
フランチャコルタが主役のオステリア
今回、東京から仕事を兼ねて来阪していた仲間がいたので、どうしても美味しく飲んで食べられる場所を、と探していたときに思い出したんですね。
イタリアの奇跡、とも奇跡のワイン、とも呼ばれる「フランチャコルタ」の専門店。フランチャコルタは瓶の中で二次発酵したスパークリングワインのこと。
本場イタリアで腕を磨いたシェフによる現地の郷土料理と、フランチャコルタを楽しめるオステリアです。
看板メニューがフランチャコルタだけあり、この時期でもきっと提供してくれているのでは、と期待を込めて電話してみると「こちらはドリンクはワインとソフトドリンクのみですが大丈夫ですか」と…!
それで充分なのです!もうそれを求めていたのですから。笑。営業時間も午後10時までとあり、嬉しさも倍増。
今までの当たり前、が今これほどに嬉しいとは。
上質なワイン、とありお値段もそこそこ。
なので酔っぱらうほどは飲めないので、最近めっきり飲まなくなった私たちにはちょうどよく。
料理の腕も確かなシェフの一品
現地人の舌を満足させていたというシェフの料理は、なにを頼んでも外れのない安定感。
本当はもっとあれもこれもと頼みたかったのだけれど、ワインでお腹がいっぱいになり結局メインにまで辿り着けなかったことを告白します(次回、必ず♡)。
それでも前菜を3品、ラヴィオリとリゾット、スイーツの盛り合わせを頼んで大満足なのでした。
おもてなしの心
リゾットやパスタ料理は人数分分けてサーヴされるところや、最後の方にシェフ兼店主が出てこられ、私に気付いて挨拶してくださったことにも感激しました。
取材はとても楽しく有意義に進んだのですが、数年前のこと、まさか覚えていただけているとは!
シェフのそういうところも、きっとお客の心を掴むのだろうなと思います。
東京から来ていたゲストはフランチャコルタはもちろん、こちらの内観から全ての料理に至るまで感動しきりの様子で、その姿を見て私も感動しきり、なのでした。笑
こんなに素晴らしい時間をありがとうございました、ご馳走さまです。
このご時世で色々大変だと思いますが、心より応援しています!
※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。
※訪問日、2021/9/6
「オステリア オッタンタセッテ87」
Open:12:00〜13:30(LO)※不定期の営業、18:00~22:00
Close:日曜・祝日
HP: