突然ですが、皆さんチョコレートはお好きですか。
京都・祇園に日本1号店をオープンしたチョコレート店「madame delluc(マダムドリュック)」。
先日某雑誌の取材で訪れ、とても興味深いお話を色々聞けたのに、文字数の都合上割愛することになったこぼれ話の数々…。せっかくなので全部まとめてご紹介したいと思います!
本店はベルギーにある「Mary(マリー)」。なんとこちらニューヨークタイムスが選ぶ「死ぬまでに行きたい1000の場所」で、チョコレート 店として世界で唯一選ばれている世界規模で話題のお店なのだとか。
日本ではベルギー=チョコレートという認識も根強いですが、同店はそのベルギー王室の御用達に選ばれている8つしかないチョコレート店の中で、最も古い老舗なのです。それだけで、もうその伝統や歴史、品質への期待は高まる一方ですね。
しかも王室御用達のショコラトリーの中で唯一女性職人のお店とのこと。
そう、マリーさんですね。彼女は「チョコレートと結婚したの」という名言を残すほど、生涯をチョコレートに捧げた情熱家。またこちらの老舗は家系ではなく、技術で代々引き継がれているというのも、なかなか面白い話です。
さて、そんな「Mary」が「madame delluc」として、同じく伝統を重んじる京都の祇園へ初上陸!築120余年の京町家をリノベ―トしたショップから、その美味しさを発信していきます。
和と洋が融合しつつ祇園の街に馴染む佇まい
店内に並ぶチョコレートは現在は8種類。それぞれが放つ艶と存在感、大きめの粒がもう見るからに美味しそう♡
これらは幻と言われるクリオロ種のカカオ、ピュアバター、フレッシュバニラ、ショコラティエが全て手で選別したピーカンナッツなど、選りすぐりの素材で丁寧に作られています。
ちなみにカカオは、メキシコに農園を作って栽培している自作のものだとか!そこまでのこだわりは、一粒舌に乗せてみるとわかるはずです。
創業者マリーがデザインしたパッケージは、ギフト向きの華やかさで作りが丈夫なのも嬉しいですね。ボックスはアクセサリー入れに、バッグは荷物入れに使うなど役立ちそう。
そして彼女こそが、「madame delluc」を日本でオープンさせた店長の岡本さんです。
旅行先で訪れたベルギーでこちらのチョコレートに惚れ込み、今回の初出店に至ったそうです。「今までは普通の主婦だった」とのことですが、これほどの行動力を持つパワフルで素敵な笑顔の女性でした。
ちなみに1粒味見をさせていただきましたが、上品な口溶けにまず感激!そして濃厚な味の中に、甘さとビターさが絶妙に共存していました。
後はご自身の舌でぜひ、試してみてくださいね。
ちなみに同建物の2階はカフェになっており、これらのチョコレートや京都店限定の抹茶ワッフル、ドリンクをゆっくりと楽しむこともできます。
※画像出典:madame delluc
※写真は許可を経てお借りしています
「madame delluc」
Open:10:00〜20:00(カフェLO19:00、販売LO20:00)
Close:不定休
HP: