エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

【横浜/野毛】古民家で「お帰りなさい」と迎えられる心地よさ「Guest House FUTARENO」

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もっと暖かくなれば日光浴がしてみたい、懐かしき縁側

 

Hello all! ナチュラルライフ探求ライター、miaです。

 

「Guest House FUTARENO(ゲストハウス フタレノ)」

 

横浜の野毛…、といえば、小さな地区に500軒もの呑み屋がひしめき合う夜の街。

そして、少し道を逸れれば、今ドキあまり目にすることのない大人な映画館や、ピンクのお店が並ぶ、かなりディープな界隈。何も知らずに予約しましたが、これ、旅先としてはかなりネタになりますよ!笑。

 

さて、それはさておき、今回はお宿のご紹介です。

築60年の古民家をリノベーションした「フタレノ」さん。

 

横浜にはいくつか安宿(ホステル)がある中で、レビューの良さと、何より今色々と原点回帰が私の中でブームなので、この日本家屋の建物自体に興味があり、こちらを予約。

 

車の走る大通りより一本入った、ゆるやかな坂の小径に位置し、突き当りには眺望抜群の「成田横浜別院」が。そして、その参道のような狭い道に面して建つ古民家はまるで、映画のセットのような佇まい。すぐさまこのお宿に恋しそうでした。笑。

 

迎えてくれたのは、オーナーのケンタさん&ミナさん夫妻。にこにこと気さくに話掛けてくれる可愛いカップル。しかも世界一周やオーストラリアに一年出稼ぎに出ていた経験を持つお二人。

私とも共通の話題も多く、砕けた雰囲気になるのに5分と掛かりませんでした。とはいえ、やはり二人は旅人の扱いに慣れてた接客のプロですから、彼らの力量ですね!

 

それにしても、恋人時代から一緒に旅をして様々な経験を積み、最後に夫婦としてこんなに味のあるお宿をオープンさせるなんて、「素敵な人生やなぁ」と思わず、心の声が洩れましたよ⁉ 笑。

しかもこちらの改装には、ケンタさんの前職、建築関係のお仕事が活きているんだそうですよ。

 

さてそのお宿の内観は…、

f:id:miaE:20180522182835j:plain旅人たちが集うリビング。飲み放題のお茶やコーヒーでほっと一息…

f:id:miaE:20180522174606j:plain囲炉裏だなんて、本格的です!このときは、お香が焚かれていました

f:id:miaE:20180522174612j:plainさすが、旅の本やガイドブックがそこかしこに

f:id:miaE:20180522174619j:plainしっかり調理したい人にも嬉しい、設備充実のキッチン

f:id:miaE:20180522174624j:plain女性専用ドミトリーはドレッサー付き!プライベートもしっかり確保で安眠です

 

いかがですか、素敵でしょ?

 

私がいつものごとく、彼らを捕まえておしゃべりに花を咲かせている間にも、ゲストが戻って来るたび「お帰りー!」「どこ行ってたの?」。体調が思わしくなかったゲストには「あれからどう?」とひとりひとり迎えている様子に、見ているこちらも心が温まります。

 

出逢ったばかりの人々が旅先のひと時だけを共にして、何か小さなことで笑いが起きたり、思い思いに過ごしている空間。そこに身を置くと、堪らなく懐かしい感覚が込み上げて来る。

 

何を隠そう、私自身、オーストラリアの宿に3年近く住み働いたり、フリアコの経験もあり、宿の中で繰り広げられる旅人の日常に、人一倍馴染みや思い入れがあるのです。笑。久し振りに、思い出させてくれたお宿「フタレノ」に感謝!

※掃除などの手伝いをして宿泊費が無料になるなどのシステム

 

私から見たら、経験から何かを生み出しカタチにしたお二人には感心しきりですが、ミナさんは「ここで立ち止まってはいけないなーといつも思う」とポツリ。今後の展開にも要・注目ですね。

 

また、横浜に来る際にはぜひ、常連面して現れるので「お帰りー!」って、迎えてくださいね。笑。お世話になりました、おおきに!

 

 「Guest House FUTARENO」

Add:神奈川県横浜市中区野毛町4-173-5

Phone:045‐308‐8577

HP:

futareno-gh.oops.jp