エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

「好きなこと」は変わっていい、フリーランスを辞めたっていい【我が弟との忘備録】

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Hello all! ナチュラルライフ探求ライター、miaです。

 

フリーランスになったこと」「ライターに集中したくて日本に一旦戻っていること」などなどを先日、我が弟に会って熱く語りました。

 

異性同士で少し年齢も離れていることから、そこまでべったりの兄弟ではないと思います。ですが、表面的にでも、今までの私の動きを知る彼の反応には興味があったので、一緒にご飯に行ったのです。

大まかには面白がって聞いてくれた様子。笑。ただ節々に彼の不安が覗きます。

 

「でも姉ちゃん、フリーってことは嫌なことも全部※1やらなあかんねんで!」「好きなことをやるっていう観点も、普通の人は今いる会社環境※2の中で、喜びとかやりがいを見つけていくもんやで。」「その好きがいったいいつまで続くか※3やしな。」

 

さすが我が弟、よく姉のことをわかってくれて、私は嬉しい。笑。

彼はちゃんと四年制大学を卒業、大手に就職、20代で結婚。全ての王道を生きつつも、好きなことはちゃんと趣味で極めて冒険もします。そんな彼は私の誇りでもあります。

 

ま、それはさておき。笑。彼の言葉に世論的なものがうまく詰まっていると感じたので、注釈付けました。はい、説明していきまーす!

 

嫌なことも全部※1

これは彼なりに心配してくれたのでしょう。確定申告なども自分でやらなきゃいけない、苦手だとほざいていた営業も自分でしなきゃいけない。そういうことですね。

まだ始めたばかりだから「確定申告」は未経験ですが、生きていくってまぁ、そういう諸々をどこかのステージでやっぱり引き受けることには、なるんですよ。オーストラリアではTax Returnという確定申告のようなものを、基本誰もがしなくてはいけないので、その延長で乗り切ります!笑。

 

また、自分の手掛けた仕事にどれほどの価値があって、どんなお金の出入りがあるかには個人的に興味があるので、お金関係も苦じゃないです、今のところ。

また「営業」についても、自分の心が沿わないものを売る、という仕事に違和感があっただけだということ。今、自分に何ができるかを洗いざらし、この媒体ではきっとこういうことができそうだ!などと考えて営業するのは、楽しいです。笑。

 

単純に、好きなことにまつわることは好き、という感じでしょうか、今のところ。はい、「今は」としか言えないところが説得力に欠けますね。苦笑。…また追記します。

 

今いる環境※2

このくだりで彼が指摘した点は、素晴らしいと思う。そうやって今いる環境の中で面白みややりがいを見つけられたら…。でもそもそも、その環境は誰が選んだんですかっていう、話。自分で選んでいるんですよ、結局ね。だから私からしたら、そうするのは自然なこと、というオチですね。

ただ、間違えることもあります、人間だから。笑。

前職の私のように、さまざまな縛りや制限を自分で作ってしまい、一見美味しそうな話に目が眩んだり、不安削減のための選択肢を選んでしまったり…。そういうとき、軌道修正できるものがあればする。これもまた、自然なこと、なのでは?

 

いつまで続くか※3

究極論ですが、いつまでも続く必要はないと、思っています。苦笑。

生活環境をごそっと、しかも国境まで跨いでする引っ越しや変化は、本当にパワーが掛かります。本・当・に。苦笑。そのパワーを掛けてまでやりたいと思えたこと、そのために行動したこと自体に価値があります。

 

好きなことへの向き合い方は、人それぞれです。趣味としても極めている人のなんて多いことか!でも私はそれと生業を結び付けようとしています。今までそうしたくても、そうしてこなかった。会社という看板を捨てて、一人になれる覚悟と自信が少し足りなかったのです。でも、その一歩を踏み出した、それだけのことです。

 

好きなことを突き詰めたその先に、違う好きなことが見えてきたっていいじゃないですか!好きなことを極めた後の世界は、やり切った人でないと見ることのない世界が、無限に広がっています。「やりたいやりたい」と言うだけだった自分を、卒業できたことをまず、褒めてあげたいと思います。笑。

そして、これほどまでに働き方が多様化した時代に、フリーランスはもう選択のひとつでしかない気がしています。またどこかの看板を背負いたくなればそうするし、もし成功して誰かの手を借りないと回らない(そんなこと想像もまだ付かないけど!笑)なら、そうさせてもらうでしょう。

 

究極的に、私たちは自由です。好きなことも、働き方も、変化することは大歓迎!

 

ただ、その変化をより良きもににするためには、ひとつの重要なカギがあります。それは「やり切る」ということ。好きなら、やり切ったと胸張れるくらい、やる。その道中にたいてい、次の可能性が扉を開けてくれるのではないか、と思います。

 

では、皆さま、京都は今日も快晴です。良い週末を!