むむむ。
ぬぬぬ。
読後の私です。
服部みれいさん、初めまして、でした。
読み進めながら、絶対この本を『レビュー』カテゴリーの最初に書こう、と決めました。ですが、全く書き進められない…。この本に詰まっているみれいさんの熱量を、レビューに落とし込める自信がございませんでした。
ですが、仮にもライターの端くれ、自分の好きなものくらいお伝えできないと、ということで、いざ!苦笑。
「仕事をすることは、生きること。」
この本の軽快なタイトルとは裏腹に、内容は濃厚過ぎて、私にとってはこのように伝わってきました。1ページ目から267ページ目、そして最後に掲載されている実践編にいたるまで、みれいさんの息遣いや情熱がそのまま紙に乗っかって届いてくるようです。
右も左もわからず雑誌編集に携わることになってから、フリーランスライターを経て、自分の雑誌を立ち上げるまで。彼女の人生を掛けた仕事の日々が、ドラマチックに展開されます。次の行さえ待ち切れないほど、ぐいぐいと読み進めてしまいます。
みれいさんとはいえ、全てが流れるようにスムーズにいったわけではありません。でもその泥臭さや、ピンチをチャンスに変えて、人生の荒波をも力強く進んでいく力に、何度も励まされ元気をもらいました。
この本は、いうならば、働く全ての人へのバイブル。
そして、今仕事に迷いのある人、そして何が好きかわからないような人にも、ぜひ読んで欲しいです。好き、は、簡単なことではありません。好き、だからこその難しさがあるからです。悔しいし、愛しいし、忘れられないからです。
でも、ちゃんと好きを、“わたし”なりに突き詰めていくと、いつか報われるような出来事がちゃんと与えられるんじゃないかなぁ。そんな風に、無我夢中の後に希望が見える1冊です。読後、かなりスカッと「やったるでー!」という自分になれます!
あー、やっと書けた!スッキリしました。苦笑。