エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

旅に捧げた20代と移住を叶えた30歳。-移住編-

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Hello all! シドニー在住のフリーランスライター、miaです。

 

そうそう、移住のお話。

 

これはですね。

 

長い話を短くすると、エジプト行きの飛行機で出逢った元相方とオーストラリアで同棲し、すったもんだすったもんだを何回転かしているうちにその時点でのビザが切れて永住権を一緒に取りましょうとなり、取りました。

 

自由の象徴、オーストラリアの永住権。

 

確かにツイていたかもしれないし、比較的簡単に、そして破格の値段で取れたかもしれません。本当にその節は・・・と感謝しきりです。

 

ただ、私の中ではそのときの一大事は、ビザ以上にこの試練のような大恋愛・・・だったのですよ。その頃の話を持ち出しても、もうすっかり時効だと思うし、私の心の傷もすっかり癒えていますが。

でもあのときは激情の日々でした。そのくらいそのお相手のことを、愛しくそして憎らしくも想っていましたね。苦笑。 あんなに自分の感情の全てが噴き出したことは、後にも先にもあのときだけかもしれません・・・。良くも悪くもです。笑。

 

「俺はたぶん、miaと一緒じゃなきゃ、ここまで頑張れなかったと思う。miaとだから、永住権が取れた。」

 

別れた後に、元相方に言ってもらったこの言葉。

そう、私たちは、同士だったのだ、と。

 

ビザを取るために一緒になった、そう思うと辛い別れも多少納得することができました。

全ては後付けですから、それは今だから言えること。当時はとても言えませんでした。でも、彼のこの言葉で、私たちの年月に意味が付いたように思います。

 

もちろん、そんなのは結果論で、あのエジプト行きの飛行機で出逢って、南米を一緒に旅してオーストラリアで一緒になった5年間の全て。それだけで本当は、もう十分素晴らしい奇跡なんですけどね。

 

でもま、あの別れからさらに5年が経ちました・・・。時間の流れるスピードに、完全に置いていかれている最近の私です。笑。

 

一旦、日本に修行のため戻りましたが、2017年からまたオーストラリアの日々です。きっと、まだしばらくはこちらでお世話になると思うので、シドニー発のこのブログにもお付き合いいただけると幸いです。