Hello all! シドニー在住のフリーランスライター、miaです。
「いつかはフリーランスでやるつもりやから!」
いつかは、いつかは・・・、
いつかは、いつかは、いつかは、
い・つ・か・は・・・!
そう言い続けて何年経ったんだろう。
世界一周だって、移住だって・・・。もっと小さなことなら日常茶飯事。
たいていのことに対して、何の躊躇もなく即決断・行動に移す私にしては、この“フリーランスとして働くこと”を実行に起こすのにいささか時間が掛かったような気がします・・・。
かくいう今だってしっかりフルタイム(正社員)として某会社に雇ってもらい、お給料をいただきつつの、兼業ライターですからね。
いや、もういいやろう、なったって!と心を決め、腹を括ったきっかけについてのお話です。
単純な話です。
某ウェブサイトにて、専属ライターの募集を見つけちゃったんです。在宅の!
そして、正社員として働きつつも、そんな風に求人情報をネットサーチしていたということは、つまり、今の仕事を辞めたかったんでしょうね!笑。
今の環境に心から納得できていなかった、沿わない部分がたくさんあった、だから今よりbetterな環境をいつもいつも探していた・・・、んですよね。いつまで経っても、その場所が自分の居場所だと胸を張れなかったこと。これは、私には結構堪えました・・・。
さらにこのタイミングで、心がワクワクする単発の案件(ライティング以外)のオファーがあったり。これは、フリーになれば、もっと大きく動けるのに!ともどかしく思っていました。
全ての流れ、という言葉以外に表現が見つかりません。
これが例え、向こう見ずな私のわがままなだとしても。もう無理だ、生理的に。とうとう心が、私に告げました。そんなストレスから体調にも不調をきたし始めました・・・。
だから、辞めてくれ、と。
今までだってWebライターに応募したことも、採用されたこともありました。でもそれらは全て兼業として、もしくはオーストラリアで法的に働けないビザため、こなしていたに過ぎません。
ただ同時にそれらは、そうするのに適した料金設定(これについてはまた記事にします)だったため、Webライター業一本で、潔く生きていく覚悟には繋がりませんでした。
そんなときに見つけたこの求人広告は、某大手企業の専属webライター業。
この一本だけでなんとか生活できる、奇跡的な料金設定でした。この契約さえキープできれば、他を調整しつつ営業もどんどん掛けつつ、フリーランスとして活動できるじゃないか!と、光が差した瞬間でもありました。書類を提出し、オンライン面接へ、そしてテスト原稿も提出。
・・・が、結果は、撃沈。チーーーン
一応現在、正社員として雇ってもらっている私。お世話になっているボスに対して、急に辞表を突きつけるようなマネはとてもできません。
「辞めるまでの間は、本数を調整するなりで対応していただけますか?」先方には、何度も食い下がって交渉してみましたが。
「今すぐ、ガッツリ書いていただける人が欲しいんですよね・・・、miaさんがフリーになられる頃に、まだこのポジションがあるかどうかも保証できませんし。今だから、出た案件なんですよ。」
一応、この面接の後、テスト原稿も作成しましたが、不採用。理由はわかりません、このやり取りの通りかもしれないし、私の原稿がそこまでに満たなかったのかもしれません。いずれにせよ、気付いたこと。
チャンスは準備している人のためのもの!
まるで言い古されたような表現ですが、これは本当にその通りだ、と。この気付きで次のアクションに動かなければ、また繰り返すだろうと思った私、すぐボスに伝えました。
「私はフリーランスに、なります!」
はーい、そうです、というわけで宣言してしまいました! 期限も提示しました、それについては「話ましょう」と保留になっています。
やるしかないように、追い込んでしまいました。
でも腹を括ったもう一つの理由。
それは、フリーランスになった自分の暮らしを想像して過ごした、あの面接前後、とんでもなく心が躍ったからです!!!
そしてそうと決めると、フルタイムとして月から金曜日、9時から5時まで通う、そんな組織の一部になる生活に対して、違和感が沸きあがって、それはもう払拭できないほど膨れ上がったのでした。
もうそれが、答えでしょう。
不安、ありますあります! ライターとしての実績は多少ありますが、Webライターとしては貧弱なものです。でももう、決めたからですね。前に進むのみです。この向こう見ずな私のブログが、いつか誰かを励まし、元気付けられるように私も頑張っていきますすよー!
★★★★★
実はここまで(↑)を書いてからしばらく時間が経ちました。
お世話になっているボスにも正直に話し、すると優しく耳を傾けてもらい、なんとフリーになっても今の仕事に関わることが可能な道を考えていただけるということに・・・!しかも、私の興味のある分野の仕事メインで・・・!涙。
覚悟を決めることの大切さ、そして周りに正直に伝えることの大切さ。
そしてそこからしか、次への扉は開けないのだということ!見たくない部分に蓋をしたり、するっと逃げたりしなくて良かった、ちゃんと心に向き合った上で従って本当に良かった。そんな風に感じています。
そして今、期限を区切った現職でも心軽く、何なら今までにないくらい楽しめている私がいます。笑。だってほら、いつかは・・・が、もう目の前ですから!笑。
Have a great day for all!