大阪のスカイビルのお膝元に、発酵や菌好きにはたまらないカフェ、「発酵玄米かふぇ 公」を発見!というのも取材対象の方に、取材先として指定されたのがこちらのカフェでした。
JR「大阪駅」より徒歩約15分、JR「福島駅」より徒歩約13分という、お世辞にも「駅近」「アクセス良好!」とはいいがたいのですが、それでも「訪れるメリットの方が勝る!」と息巻いて、取材後のテンションでパソコンを開いています。
都会なのにのどかさが漂う
横にウェスティンホテル、その横にスカイビルと、どう考えても大阪のど真ん中にあるにも関わらず、このお店の周りだけまるで違う空気が流れているよう。
斜め前に公園があるからか、目の前の通りを通るのが車より人の方が多いからかはわかりませんが・・。
見ての通り、店の入り口は開け放たれ、一番手前のテーブルに座って道行く人を眺めているだけでなんともゆったりとした気持ちに(注・仕事で訪れています。笑)。
そのことをそのままお伝えすると、「よくそう言われるんです。実家に帰ってきたみたいって。笑」と店主の中村さん。
心が温まる田舎のふるさとのようなカフェ。阪急電鉄中津駅から徒歩約11分の場所にあり、都会のなかで田舎のふるさとのような空間が楽しめる「発酵玄米かふぇ 公」。 体に優しい新鮮な食材を取り入れた、健康志向のメニューが揃う。
公式のサイトにもこのようにありますね。
おばあちゃんのおうち感
初めてなのに懐かしい、というのは立派な誉め言葉です。
「発酵玄米かふぇ 公」さんは、まさにそんな場所。店内にはたくさんの、「ほっこり」を見つけることができます。
ランチは一択!
取材より一時間ほど前に着き、編集さんとランチをする約束をしていた私たち。
訪問日は、おにぎりランチのみでしたが、メニューを見ると結構なボリュームに見えますね。事前に注文と会計をするスタイルで、支払いを済ませてから楽しみに待ちます。
すると・・!
ジャーーーーン!
想像以上にしっかりとしたランチ、でも多過ぎず、取材前のお腹にはちょうどよい量でした。
酵素玄米のおにぎり2つ、ひとつは海苔が巻かれ、もうひとつには玄米塩麴が乗っていてこれがもう絶妙な塩味で、玄米の味を引き立ててくれます。
ぬか漬けに柿のサラダ、半熟卵の浅漬け(的な?)と、具だくさんみそ汁。みそ汁に乗っている白い棒状のものは、豆腐の乾麺とのこと。結構もちっとして歯ごたえが面白く、味もあっさりとおいしゅうございました♡。
一口ずつ、味わって、美味しさを表現して、また味わって、感嘆して、と最後の一口まで大満足でいただきました!
食後のスイーツにはおはぎを
実は取材後、いったんお店を出たのですが・・。
編集さんと2人、「お茶したいよね」と意気投合、すぐ引き返してランチの続きを楽しむことになりました。笑
こちらのドリンクは発酵コーヒー。珍しい中国産の豆で、プーアール茶の製法を真似て「二次発酵」のプロセスで精製されたものだそうです。
おはぎの中はおにぎりと一緒・・なのかな、酵素玄米おはぎだもんね!よりもっちりしている気がしましたが。
とにかくこの上を覆っているオーガニックかぼちゃの餡に感激!聞けば、かぼちゃ本来の甘みが強いから、甘味も最低限だと。同店では料理やスイーツに白砂糖は使わず(酵素ジュースは発酵力を強めるために使用)、甜菜糖やキビ糖を使われています。どうりで、本当に優しい、でも野菜特有の濃い味がしました。
おまけで出していただいた、黒甘酒は自家製。結構、発酵強めのパンチのある味なので、これくらいの量をショットのようにいただくのが適量かも。
いかにも体に良さそうで、大好物です♡。笑
コロナ禍がターニングポイントに
お話を伺うと、実はこちらのお店、以前は居酒屋さんだったそうです。
ですがコロナ禍でお酒が出せない、外食自粛が続く中、ランチを始められました。それも居酒屋メニューではなく、中村さんが家で食べているような「酵素玄米」とお野菜を使ったメニューで・・。
これが思いのほか好評で、いつの間にかそちらにシフト。今では居酒屋メニューは終了し、完全にランチメインのカフェになったのだとか。
時代とも合っているし、これからますます健康志向の食事ができるカフェは重宝されそう!
いいお店に出逢えたことが嬉しく、かぼちゃのようにホクホクした気持ちで店を後にしたのでした。ご馳走さまでした!
※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。
※訪問日、2022/9/30
「発酵玄米かふぇ 公 」
Add:大阪市北区大淀中1-12-18 シャトー大淀
Open:12:00~17:00※変更の場合あり、要問合せ
Close:月・火・水曜
HP(Instagram):