2022年春、皆さま、どこからどう桜を愛でていますか。
とてもおすすめな伏見桃山の十石舟について、書いていなかったことに驚き、今慌てて書いています。汗
こちらの記事で軽く触れていますが、その翌々年(2021年)に実は舟に乗ってきました!控えめに言って、サイコーです♡。
あまりに現実離れした美しさで、この世の終わり(いい意味で!)かと思うほど・・!というわけで写真たっぷり多めで、ぜひ紹介させてください。
実は乗船することは、当日まで決まっておらず・・。予約なしのため、直接チケット売り場(乗船場)に向かいます。
こちら(写真下)の階段を下りて右手へ回ると・・、
目の前に売り場の小屋が見えてきます。
このときは、威勢のいいスタッフのおばちゃんが、テキパキと場を仕切っておられました。
当日券はかなり先まで埋まっていたため一瞬迷ったものの、せっかくここまで来たのだからと、数時間後の出発分を購入。
しばらく古き良き伏見桃山の町並みをぶらぶら、ランチしたりお茶したり(スポットは下記参照)とゆっくりと過ごして、いざ・・!
今回は約50分(往復)、三栖閘門下船まで行き見学して戻ってくる、十石舟のコース!
この界隈には以前も来たことがありましたが、十石舟に乗ったことで伏見の新しい魅力をたくさん発見することになりましたよ。
酒蔵や水辺を横目に、舟はすいすいと進んでいきます。
この時期はもちろん、桜が川にせり出すように進路を彩ってくれますが、新緑の時期の乗船もまた違う魅力があるのだろうな・・と思いを馳せつつ。
ところで!今回感動したこと、それは舟に乗っている私たちに向けて、岸で散策している人たちが手を振ってくれていたこと!
お互いとても無邪気な気持ちで、しかも、子供じゃなくてもなんです。大人同士でも、嬉しそうに手を振り合ってしまう・・舟上マジック!笑
ここ数年、特にコロナなどで人との距離を取る対策がなされ、心の距離まで離れていきそうだった日々でしたが・・。
知らない人同士でも、こんなに笑顔で手を振り合えるなんて!と、私は静かに胸がいっぱいになっていたのです。
もちろん、桜のピンクに包まれて、皆浮かれていたのかもしれません。
でも、桜の季節に受かれる日本人、嫌いじゃないなぁ、と思います。笑。とても幸せなシーンを胸に刻むことができました。
三栖閘門下船へ到着すると、一度皆下船して見学する時間があります。
この界隈にも美しい桜があるので、やはり撮影にこうじる人たちも。思い思いに過ごした後、名残惜しい気持ちで、また来た道を戻るのでした。
非日常なひととき、まるで極楽浄土にいるような時間。
すごくたくさん待ったけれど、その価値は多いにありました!でも皆さん、もし行かれる際は予約をおすすめします。笑
料金:大人1,200円
HP:
待ち時間に、乗り場からそこまで離れず、ランチができる場所がこちら。
ランチは、ダシが美味しいと評判の和食料理店「吉招庵」にて。
タイミングよく空いた、たくさん陽の入る窓際の席に通してもらいました。
一日20食限定の、にゅう麺セット(ちらし寿司付)を注文。優しい味わいにほっこり癒されるお料理でした。
・・写真が残っておらず残念!
「吉招庵」
Open:11:30~14:30(LO14:00) 17:30~21:00(LO20:30)
Close:月曜
HP(食べログ):
「伏見夢百衆」
大正8年建造の、月桂冠旧本社を改装した喫茶とお土産処、「伏見夢百衆」。
京都の酒どころ、伏見の15蔵元を扱っているそうです。お土産を探しているなら、ここ一ヶ所でピッタリのものが見つかるはず。
なにより建物が、歴史ものの本格的な大正ロマン。
いすやテーブルはもちろん、調度品も落ち着いた雰囲気で、とってもクラシカル!
入ったときにはほかにお客がおらず、好きな席を選べたのでまたまた窓際の席をチョイス。お庭が見えるとても心地の良い席でした。
和光酒まんじゅうと銘水を使った水出しコーヒーのセットと、まだ時間があったので日本酒のシャーベットをいただきました。
Open:10:30~17:00(LO16:30)
Close:月曜
HP(食べログ):
※掲載内容は訪問時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください
※訪問日、2021/4