旅行雑誌の記事風広告ディレクターというポジションで、今の世界に飛び込んでから早16年という月日が過ぎました(たった今計算して衝撃を受けています)。
日本と海外を行ったり来たりする人生が長かった私。旅が長かったけれど、生活するときには縁あるその場所でできる仕事を楽しんできたつもりです。
でも2018年のはじめ、とうとう、どうしても他の業界にいる自分を名乗ることに違和感を覚えて、住居のある日本に一旦戻りフリーランスライターとして稼働をはじめました(日本語で書く、という仕事柄これが近道に思えたので)。
そこから約1年強、今までのご縁とか新しいご縁とか、ありがたいことに仕事をいただきながら細々とライターライフを続けてきました。
そんな中、ふと閃いたのがタイトルのマンツーマンレッスン、だったのです。
それはお風呂でゆるゆるに寛いでいるようなときの思い付きで、ふと「今私の持っているノウハウ全て伝えたいな」と。
特に今、私の実績・経験からどうしても広告系の仕事、それもグルメ系記事が多いことに気が付きました。そしてそれらはほぼ全てが取材記事です。さまざまな思いでお店をされている方の話を聞けたり、実食させてもらうのは(役得だと感じていますし♡)、とても楽しく充実しているのですが・・。
今後の私のライター像を想像したときに、グルメ取材記事だけでは限界があるように思えたのです。物理的な時間配分とか、取材のために生活圏が限られて来ることとか。
そこで思い付いたのです、「これからを担うグルメライター(志望)さんに、受け継いでもらうこと」を!
簡単な言葉で言うと「育てる」なのだろうけれど、私にはそういう意識は微塵もないし、何より1回のレッスンでできることは限られている。
なので、今駆け出しのグルメライターさんやこれから目指す人限定で、「これを知っていたら現場で使える、何かしら文字数埋めれるよ!」という、
【超・実践編!】webグルメ用記事を1本書き上げるマンツーマンレッスン
を5名限定のお試しで、決行することにしました!
思い付いてからの行動は早く、その日のうちにSNSで呟いてみるとありがたいことに、すぐ数名反応がありました。
すごい世の中になったものだと思いながら、にまにましているうちにすぐ5名に達成したので、発信から丸2日間で締めきりに。
こうなったら後へは引けないので、具体的にフローや進行表を考えたり、宿題用のプリントを作成したり・・。
「教える」ということに苦手意識さえあった私の、新しい挑戦でした。
ちゃんとレッスンができるのか、受講者さんは喜んでくれるかな・・。楽しみで高揚する気持ちとは裏腹に、ふとした瞬間にそんな心配(?)も頭をよぎります。
さて、結果やいかに。
続く。