Hello all! ナチュラルライフ探求ライター、miaです。
こちらの記事で書いた通り、子供の頃から我が家の初詣は「はちまんさん」でした。
今は家族がばらばらになっているので、最近は私が日本にいるときだけ父と娘で参っています。
見た目は年齢よりうんと若々しいのに、普段歩いていないという父は、歩くと足腰にぼろが出る…。
えっちらおっちら、少し歩いては立ち止まる。(これ、異常じゃないのか⁉)と今年になってようやく気が付き、「本気で足腰を鍛えるよう」に彼に申し伝えました。
そんなこんなで、子供にもカップルにもお年寄りにもとにかく全ての人に先を越され、私だって彼に合わせてゆっくり歩く方がキツかったけれど、そこは親孝行ですね。愛ですよ、愛。苦笑。
「そんなときのための、ケーブルカー!」という私に、「乗るようになったら、参拝は終わり!」と父。
私たちが小さいときは、家族で乗っていたものですが、ケーブルカー。正月なので列に並も並びましたよ。
でもきっと彼は、自分に課しているに違いない。石清水八幡宮のある男山山上は標高142m程度と言われているので、(それくらいは自力で登れないと)という風にです。
でも道中常に彼は楽しそうです。くだらない冗談を飛ばしては自分で笑い、立ち止まる、というのを繰り返しながら、私もそれらに大爆笑したり呆れたりしつつ歩きます。
それでも平均時間よりそこまでオーバーせずに、山頂に到着。
いつも通り、厄除けのぜんざいをいただいてから、手を洗っていざ本殿へ。
ところで、年々参拝客が減っているのが気になります。
しかも2016年に国宝に認定され、その年は賑わっていましたが父曰くそこから年々減っている⁉ というのです。快晴でしかも、三が日の真ん中だったというのに、南総門からご本殿までの敷地には半分くらいしか埋まっておらず…。
私はむしろ人の少ない方がいいのですが、もちろん「はちまんさん」にとっては一年に一度くらいは大賑わいしてもらいたいもの、ですよね。そして父もその活気の弱さに少しがっかりしているよう。「もっと混んでていいけどな!活気が欲しいわ」と何度も口にしていましたから。
年々関西は人が増え、ましてや京都は観光客も含め人で溢れているのに、いったい皆どこに参っているのでしょうか。ここの近くの「おいなりさん(伏見稲荷)」かな?
そして、最近あまりにどこに行っても海外からの観光客が多いのにも関わらず、この日「はちまんさん」では日本人しか見なかったのもビックリ!
この感覚、とても懐かしい!そうそう、これが少し前の日本だったよな、と。自分は海外にばかりいるくせにこんなこと言うのもなんですが、何かほっと落ち着いたんですよね。時間がワープしたような、昔の感覚に陥って。
日本にいるとそういう、自分たちの民族だけという、安心感は確かにありました。もちろんだからこその難点も多々ありますが。苦笑。
さて、話がずれたところで、おみくじも引きましたよー。
下降運、は気にせず、大吉ラッキー♡幸先のいいスタートです
本殿参拝の後は、いつもぐるっと周りをまわってさまざまな末社などにも参拝パレードを行います。
私は狙いを定めてこちらの、女性を守ってくださる神様にご挨拶。
本殿以外で一番並んでいました
こんな父と娘の2019年初詣。
小さな子供がいるわけでもないのに、それはまぁ賑やかに楽しく参ってまいりました。苦笑。家族のカタチはまた変わっていくし、お互い歳も取るし、私もいつまで日本にいるかだってわからない。
恒例、といえることは、実はとても贅沢なこと。そう思うと、あれほど賑やかだった1日が去っていくのが惜しいほどです。父と過ごせる、貴重な初詣がまた「はちまんさん」で幸せでした。
皆さんにも良き2019年が訪れますように…♡