エシカルノマドの指南書

世界放浪からオーストラリアへ移住後、物書きを生業とすべく帰国。自然に沿った暮らしをテーマに発信、今はエシカルとノマドの両立を目指す日々です

【ニューヨーク/ソーホー】最初の滞在先「ソーホー」界隈を歩いて思うこと徒然

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ニューヨークより、Helloー!

 

2003年に訪れた前回とは、随分違う印象を受けた今回のニューヨーク。

 

以前は、最新アートの発信地かつ活気のあるLGBT街として知られているチェルシーに滞在し、安宿を拠点に観光を大いに楽しみました。

ニューヨークの持つ刺激的なバイブレーションにすっかり魅せられたのですが…。

 

今回のニューヨーク、私が受ける印象ががらり!と一変してしまったのです。

 

最初の数日は、高級ブティックなどが立ち並ぶショッピングエリア、ソーホー界隈に滞在したのでその辺りを朝からひとり、散歩する機会がありました。

 

…が!!!

 

く、臭い!何の匂いだ!

 

朝のニューヨーク、光がキラキラと差し込む街並みは美しく、写真で見るとこんな感じなのですが。

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確かにソーホーからは数ブロック離れていたため、雰囲気は多少変わりますが、匂い変わらずもうon the way(道すがら)、ずーーーっと、臭い!

 

これ、前回には特に気にならなかったことなのだけれど…。

 

どうやら下水の匂いや、特に初夏の頃だったので路上に捨てられたゴミが腐敗した匂いだったようです。

 

下水から匂ってくる、ということは街中にこの匂いが漂っているということで、癒しを求めて行ったセントラルパークで見つけた芝生でごろごろしていると、その近くにあった排水溝からも…ぷーーーーん、と…。

 

これには、げんなりしてしまいました。

 

どれだけお洒落しても、どれだけ素敵な佇まいのカフェやレストランであっても、全てはこの匂いの中にあるのだ、という現実は気分を萎えさせます。

ニューヨークは映画や雑誌などで舞台になる機会が、圧倒的に多い街です。美しい映像や画像だけでは伝わらない事実が、あるものですね。

 

さらに強く感じたのは、前回は刺激的だと感じた街のバイブレーションが、今回は「カオス」だったということ。苦笑。

 

ざわざわした感じ、落ち着かない感じ、そう騒がしい!

 

あれ、こんなだっけかな?

 

前回の印象がとても魅力的な街のイメージだったので、そのギャップによるものが大きいですが。好きな街として挙げていた分、本当に衝撃でしたね。

 

これって、私が求めるものが変わってしまったのか、もしくは15年以上も経ち、街が物理的に汚くなってきているのか、はたまたその両方か…。

 

悪口じゃないですよ、体感的な事実です、あくまで。

 

ちなみに海外に居て、日本を日本人をあれほど恋しく思ったのは初めてです(初めてというのもどうかと思うけれど。苦笑)。

 

主張ができなくて時間を守り過ぎて、単一民族ならではの他人への厳しさがあるとか、日本人については色々言われてますが。

でも今回、飛行機での移動も含め、待たされてもにこにこと穏やかな人が多く、律儀でマナーを守る日本人を見てね、何だか愛しくなりました。笑。日本人へのイメージが変わったし、自分がその一員であることにも誇りを持てる気がします。

 

ま、この辺は世界一周や移住していた際に、思うところもたくさんあったのだけれど…。

 

そういう意味でもこのニューヨーク滞在は、大変興味深いものになりました、きっと!笑