足を負傷して新緑を逃した今シーズン。
そういえば紫陽花も見そびれたなぁ、と思っていました。
最近は、こちらが恒例だった(↓)!
そんななか先日、SNSである方が上げていた写真に惹かれ、雨の予報がちょっと晴れたので「えいっ」と出かけてきましたよ。
京都伏見にある「藤森神社」。
1,800年前に創建された由緒ある神社で、看板にもある通り「勝運と馬の神様」として、競馬関係者や競馬ファンの参拝者が多いそうです。
そういえば最寄り駅から4~5駅のところに、「菊花賞」でもお馴染(らしい)競馬場の最寄り駅「淀」がある。馬好きの方たちは、こちらで祈願して競馬場へ出向くのかもしれませんね。
ところで、私は大阪寄りに住んでいるので「墨染駅」で下車、徒歩5分と、実は神社と同名の「藤森駅」から歩くより少し近かったです。
こちらから「第一紫陽花苑」へは徒歩すぐ。紫陽花が咲き乱れる様子を横目に入口を目指します。
入場券だと思って受け取ったけれど、よく見るとお札のようですね。ちなみにこちら、「第二紫陽花苑」でも使うので無くさないように・・!
木の根に沿った階段、ワクワクしますね。なんだかアミューズメントパークのよう!
いつも思いますが、紫陽花って不思議なカタチをしてますよね。なんだか小さく完璧な宇宙みたいって思うのです。
一度出たら、本殿に向かいます。その手前にはSNSでも人気の手水舎が!
しかもツイてることに誰もいません。嬉々として撮影していると、どんどん人が集まってきたので譲ります。笑
こちらの「不二の水」は、地下約100メートルより湧き出る御神水です。名前の由来は、二つとないという意味。遠方より水を汲みに来る人が後を絶たないのだとか。
その後にはすぐ、「第二紫陽花苑」へ。
こちらの紫陽花、地面からすぐの低い場所に一輪(?)で咲いていました。
心惹かれたので思わず腰をかがめて撮影していると、後ろから来た母娘のお母さんがそれに気づき「まぁ、可愛いわね!」と。嬉しくなって「こんなところにあるけど、すごく可愛くってー」と話しているとそのお母さん、「あなたみたいね!」って。
なんてほっこりする会話・・!涙。
季節の花とか、美しい自然を一緒に愛でるとき、人の心ってすごく打ち解けやすくなる気がします。豊だなぁとしみじみ。
かと思えば、元気いっぱいの中国語がガンガン飛び交っていて、圧倒されたり・・。苦笑。
今、日本は団体ツアーしか受け入れてないものだから海外からの団体が何組も、この小さい神社にも押し寄せてそれが少し残念。場の雰囲気を壊すんだよね・・、静寂を盛大に破る!笑。
ま、紫陽花の鑑賞中には影響を受けなかったので、よし!笑
こちらのハイライトは何と言っても、紫陽花が敷き詰められた手水舎と、お母さんとのやり取り。
でもやはり、位置的に近くて選ぶなら「三室戸寺」かなぁ。
あちらは全体的に山の中にあるので、自然の中に紫陽花が溶け込んでいるのと、森林浴が一緒にできるのが魅力です。本殿も階段を上った上にあり爽快感が、圧倒的!
とはいえ、少し穴場(ツアーが来てなければ、穴場)で、色も種類もさまざまな紫陽花を楽しめる藤森神社。近くまで来たならおすすめです!
「藤森神社」
Period:2022/6/4(Sat)~一ヶ月
Open:9:00~17:00
Fee:Adult¥300
HP: